01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
全リザルト » |
1月14日(木)、バート・ミッテルンドルフ(オーストリア)でスキーフライング世界選手権の予選が行われアンダース・ファンネメル(ノルウェー)が1位になった。世界記録保持者であるファンネメルは、クルムジャンプ台の今日の最長飛距離である233.0mを出し、他に差をつけ205.9ポイントを獲得した。
207.0mのジャンプでファンネメルに32.5ポイント差となったロベルト・クラニツ(スロベニア)が予想以上の活躍で2位についた。
シモン・アマン(スイス)は205.0m、170.9ポイントで上々の3位に入った。
ユーリ・テペシュ(スロベニア)も好調で193.5m、170.3ポイントで4位だった。ロマン・コウデルカ(チェコ)は199.5m、169.9ポイントでテペシュにほんの僅差で5位に入った。
シュトッホ、予選落ち
合計45人しかこのタイトル戦に申し込んでいないため、予選落ちする選手は5人だけなのにも関わらず、カミル・シュトッホ(ポーランド)が個人戦への進出を逃した。そのためポーランドチームは、166.9ポイントで予選6位になったダヴィド・クバツキーに望みをかけることになった。
オーストリア勢トップだったマヌエル・ポッピンガー(163.8ポイント)に続き、ヴァンサン・デスコンブ=セボア(仏)が162.0ポイントで8位に入った。マヌエル・フェットナー(オーストリア、161.9ポイント)が9位、アンツェ・ラニセク(スロベニア)がトップ10を締めくくった。
好調のチェコ
チームとして好調のパフォーマンスを見せたのはチェコ勢だった。コウデルカの他に、ルーカス・フラヴァ、ヤン・マトゥラが11位と13位に入った。ヤクブ・ヤンダを抑えて選抜された若手のトーマス・ヴァンクラも健闘し15位だった。
フィンランドチームからは、ヴィレ・ラリント、ハッリ・オッリ、ラウリ・アシカイネンが、それぞれ16位、24位、25位に入り個人戦に3人が出場できることになった。
ロシアチームは、イルミア・ハゼトディノフが17位、デニス・コルニロフが20位、ヴラディスラヴ・モヤリンチェフが26位で予選を通過した。
マッケンジー・ボイド=クローズが予選19位でカナダを、マイケル・グルレイスダーが22位でアメリカを代表して本戦に臨むことになった。
韓国勢ではチェ・ヒンチュルが27位、カザフスタンはラディク・ザパロフが28位、イタリアはセスチャン・コロレドが30位で個人戦に出場が決まった。
納得のタンデ、プレウツ改善の余地
予選免除組では、ダニエル=アンドレ・タンデ(ノルゥエー)が212.5m、シュテファン・クラフト(オーストリア)が211.5mを出して際立っていた。タイトル保持者のセヴェリン・フロインド(独)は快調に206.5mを出した。それに対し、今季のジャンプ週間覇者となったペーター・プレウツ(スロベニア)は188.5mにとどまり、本戦では調子を上げていかなくてはならないようだ。
スキーフライング世界選手権個人戦は、1月15日(金)13:00(日本時間21:00)から、全4ラウンドのうち1・2ラウンドが行われる。
3・4ラウンドは16日(土)14:00 (日本時間22:00)に続く予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。