01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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1月5日(火)、第64回スキージャンプ週間の最終戦となるビショフスホーフェン大会(オーストリア)の予選が行われケネス・ガグネス(ノルウェー)が1位になった。ガグネスは138.5mの飛距離で144.4ポイントを獲得し、僅差でペーター・プレウツ(スロベニア)を2位、地元オーストリアのミヒャエル・ハイボックを3位に抑えた。
現在、ジャンプ週間総合成績で首位のペーター・プレウツは、137.5mのジャンプで144.1ポイントだった。
昨年のビショフスホーフェン戦でワールドカップ(W杯)初優勝を飾ったハイボックは、今日は136.0m、140.9ポイントで3位に入った。
フロインド、練習と予選に不参加
ジャンプ週間総合2位についているセヴェリン・フロインド(独)は、5日(火)の公式練習と予選に参加しなかった。
ドイツのヘッドコーチ、ヴェルナー・シュースターは、「セヴェリン・フロインドはご存知の通り、インスブルック戦の試技で転倒してしまった。我々の医療チームはその場の応急措置で素晴らしい働きをしてくれて、試合でも素晴らしいジャンプを見せることができた。しかし、みんなが心配していた通り、この様な転倒の影響は一日後に顕著になって出てくるもの。フロインドは6日(水)の試合で可能な限り良い成績を出せるように、今日は回復にあてることにした。ただの打撲とは言え、痛みはかなりある。今日無理して参加するのは無意味。それでも、彼がこのジャンプ台にうまく順応できることを確信している。」と説明した。
ドイツ勢のトップだったヴェリンガー
アンドレアス・ヴェリンガー(独)が135.5m、135.2ポイントをマークし、この予選でドイツのトップとして4位に入った。
134.0mのジャンプを見せた葛西紀明は、その2.3点差で5位だった。
チェコ勢からは、6位にロマン・コウデルカ(132.6ポイント)、9位にヤクブ・ヤンダ(131.4ポイント)が入り、優秀なチーム成績となった。
ノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングとヨアヒム・ハウアーが共に132.3ポイントで同点の7位、ジャンプ週間総合タイトル保持者のシュテファン・クラフト(オーストリア)は131.1ポイントで10位だった。
シュテファン・ライエ(独)が11位、ドメン・プレウツ(スロベニア)は13位で再び好成績を見せた。
シモン・アマン(スイス)が14位、伊東大貴がトップ15を締めくくった。
再び好調のデスコンブ
16位はアンダース・スティエルネン(ノルウェー)、今季のジャンプ週間をこれまで順調にこなしてきたヴァンサン・デスコンブ=セボア(仏)は今日も17位と快調だ。オリンピックの王者、カミル・シュトッホは21位でポーランド勢トップだった。
ユーリ・テペシュ(スロベニア)は、オーバースドルフ戦とガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦を棒に振り、インスブルック戦には参戦しなかったが、今日は31位で予選を通過した。
マッケンジー・ボイド=クロウズ(カナダ)は35位、デニス・コルニロフは36位でロシア勢トップだった。
2014年にジャンプ週間総合優勝を果たしたトーマス・ディートハルト(オーストリア)は、54位で本戦進出を逃した。
プレウツ対セメニツ
1月6日(水)に行われるノックアウト方式の第1ラウンドでは、現在ジャンプ週間総合首位のペーター・プレウツとその同胞であるアンゼ・セメニツが対戦しなくてはいけないことになった。セヴェリン・フロインドはケネス・ガグネスとの対決で、現在ジャンプ週間総合でリードしている二人が続けてジャンプすることになる。
元ジュニア世界選手権の王者、ヴラディミール・ゾグラフスキー(ブルガリア)は、アンドレアス・ヴェリンガーに挑戦し、ヨハン=アンドレ・フォアファングは2010年のジャンプ週間覇者であるアンドレアス・コフラー(オーストリア)との一騎打ちだ。オーストリア人同士の対決となるのは、フィリップ・アッシェンヴァルトとシュテファン・クラフトの組み合わせだ。ヴァンサン・デスコンブ=セボアとロナン・ラミー=シャプイはフランス人同士の対決となる。
ビショフスホーフェンで行われるジャンプ週間最終戦は、1月6日(水)17:00(日本時間 翌1:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。