01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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第64回スキージャンプ週間・第2戦
ガルミッシュ=パルテンキルヒェン(ドイツ)
2連勝を狙いたいフロインド
>セヴェリン・フロインド(独)は、12月29日(火)にドイツ、オーバーストドルフで行われたジャンプ週間開幕戦で優勝した。過去11シーズンで、初戦から連勝する3人目のジャンパーとなれる可能性がフロインドにはある。
>2005/06シーズン以来、それを果たしたのは2011/12のグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)と2012/13のアンダース・ヤコブセンの二人しかいない。
>これまでのジャンプ週間全63回の歴史の中で、開幕戦で優勝した選手が2戦目も優勝したのは18回だった。
>その18回のうち、6人の選手はその後にジャンプ週間総合優勝を達成しなかった。
2012/13のヤコブセン、1998/99のマルティン・シュミット(独)、1975/76のトニー・インナウアー(オーストリア)、1971/72の笠谷幸生(日本)、1970/71のインゴルフ・モルク(ノルウェー)、そして1954/55のアウリス・カラコルピ(フィンランド)がそうだった。
>フロインドは、同じシーズンでオーバーストドルフとガルミッシュ=パルテンキルヒェンの両方で勝つ6人目のドイツ選手となれるかもしれない。これまでにそれを達成しているのは、1958/59のヘルムート・レックナーゲル、1959/60のマックス・ボルカルト、1972/73のライナー・シュミット、1990/91のイェンス・ヴァイスフロッグ、1998/99のマルティン・シュミット、そして2001/02のスヴェン・ハンナヴァルトだった。
>この6人のドイツ選手のうち、1998/99のシュミットだけが、そのシーズンの総合優勝を逃した。
ガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦のスランプから脱したいドイツ
>2001/02のスヴェン・ハンナヴァルト以来、ジャンプ週間のガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で優勝したドイツ選手はいない。
>その時以来、ガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦でドイツ選手が表彰台に上がったのは3回だ。ゲオルグ・シュペートが2003/04と2004/05に3位、ミヒャエル・ノイマイアーが2007/08に3位に入っている。
>昨シーズンのガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で、ドイツ勢のトップだったのは、リヒャルト・フライタークで9位だった。
>オーストリアは、ガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で最多の14勝を記録している。ドイツが13勝(西ドイツ3勝、東ドイツ7勝を含む)、ノルウェーが12勝で続いている。
>今シーズンのワールドカップ(W杯)個人戦で、表彰台に立ったドイツ選手は、唯一セヴェリン・フロインドだけだ。フロインドはリレハンメル戦、ニジニ・タギル戦、オーバーストドルフ戦で優勝し、クリンゲンタール戦では3位だった。
>現在、W杯個人総合成績でトップ12に入っているドイツ選手は、フロインド(2位)、リヒャルト・フライターク(7位)、アンドレアス・ヴェリンガー(12位)の3人だ。
ジャンプ週間初優勝を目指すプレウツ
>今の時点でW杯個人総合トップのペーター・プレウツ(スロベニア)は、まだジャンプ週間で優勝を決めたことは無いが、表彰台には5回上がっており、そのうちの1回は昨季のガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で3位入賞した時だ。
>プレウツが優勝を果たせば、ジャンプ週間の試合で優勝した3人目のスロベニア選手となれる。
プリモジュ・ペテルカがガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で1997年と2003年に優勝し、ペーター・ツォンタが2004年1月のインスブルック戦で優勝した。
>プレウツは、これまでにジャンプ週間総合で1度だけ表彰台にあがっている。
それは、昨シーズンに3位になった時だ。
>プレウツはこれまでにW杯9勝を挙げている。
>プレウツは最近の3シーズンでそれぞれW杯3勝を決めており、あと1勝すれば2015/16が彼にとって最高成績のシーズンとなる。
>今シーズンに入って、プレウツが表彰台を逃したのは一度だけで、12月5日のリレハンメル・第1戦(ノーマルヒル)では11位だった。
>その試合は、弟のドメン・プレウツに越された、今のところ最初で唯一の試合となっている。リレハンメルのその試合でドメン・プレウツは8位に入った。
ジャンプ週間第2戦で優勝を重ねられる可能性があるヤンダ、アマン、シュリレンツァウアー、葛西
>まだ現役のジャンプ選手の中で、4人がガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で1勝以上している。
>葛西紀明(日本)は1993年と2001年に、ヤクブ・ヤンダ(チェコ)は2006年に、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)は2008年と2010年と2012年に、そしてシモン・アマン(スイス)が2011年に優勝を飾っている。
>シュリレンツァウアーはガルミッシュ=パルテンキルイェン戦の最多優勝記録に並ぶことができるかもしれない。イェンス・ヴァイスフロッグはここで4勝を挙げた(1984年、1985年、1990年、1991年)。
>葛西は、シュリレンツァウアーとビョルン・ヴィルコラ(ノルウェー)の3勝に並ぶことが可能だ。ヴァイスフロッグだけが更に多くの優勝を飾った。
>アマンはガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で5回表彰台に上がっており、ヤンネ・アホネン(フィンランド、6回)とヴァイスフロッグ(10回)だけがより多くの表彰台を獲得している。
>シュリレンツァウアーと葛西はアマンに並び、ガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で5回目の表彰台を達成できるかもしれない。
ガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で連勝したいノルウェー
>昨季のガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦の勝者はアンダース・ヤコブセン(ノルウェー)だった。その後ヤコブセンは引退を決めた。
>ノルウェーは、47年以来、3回目のガルミッシュ=パルンテンキルヒェン戦連勝を果たせるかもしれない。
> 1967、1968、1969年にビョルン・ヴィルコラが、そして1953、1954年にアスガイアー・ドルプラズとオラフ・ビョルンスタンドがガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で優勝した。
W杯で80回目の表彰台を望むアマン
>シモン・アマンはこれまでにW杯で表彰台を79回達成している。アマンは表彰台獲得数ランキングで4位についている。
>W杯個人戦の表彰台をアマンより多く獲得しているのは、ヤンネ・アホネン(108回)、アダム・マリシュ(ポーランド、92回)、グレゴア・シュリレンツァウアー(88回)の3人だけだ。
>アマンがもっとも最近で表彰台に上がったのは、2015年3月10日のクオピオ戦(ノーマルヒル、3位)でだった。
>アマンが優勝した最近のW杯試合は、2014年11月29日に葛西紀明と同点で優勝した時だ。アマンはその前日のルカ戦でも優勝した(両方ともラージヒル)。
シュリレンツァウアーはヴィルコラとヴァイスフロッグの記録に並べるか
>グレゴア・シュリレンツァウアーはこれまで、ジャンプ週間中の9試合で優勝しており、その内訳は、ガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で3勝、オーバストドルフ戦、インスブルック戦、ビショフスホーフェン戦でそれぞれ2勝となっている。
>シュリレンツァウアーがもう1勝すれば、ビョルン・ヴィルコラとイェンス・ヴァイスフロッグが樹立した10勝という最高記録に並ぶことができる。
>ジャンプ週間で表彰台15回を挙げているシュリレンツァウアーは、このランキングで6位についている。彼の前には、シモン・アマン(16回)、アンドレアス・ゴルドベルガー(オーストリア、17回)、ヴィルコラ(18回)、ヴァイスフロッグ(29回)、ヤンネ・アホネン(29回)の5人がいる。
>2015年2月26日に世界選手権のラージヒル戦で2位になったのが、シュリレンツァウアーにとって最近の表彰台だ。
一番最近でシュリレンツァウアーが優勝したのは、2014年12月6日のリレハンメル・ラージヒル戦
だった。
第2戦終了時に首位だった選手が総合優勝を決めたのは最近7季中6回
>2008/09シーズン以来、ガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦が終わった時点で、ジャンプ週間総合首位だった7人中のうち6人がジャンプ週間総合優勝を飾っている。
>唯一の例外は2012/13のアンダース・ヤコブセンで、彼は第2戦が終わった時点でトップだったものの、総合優勝はグレゴア・シュリレンツァウアーに持っていかれた。
>そのシーズンでヤコブセンは、オーバストドルフ戦とガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦でシュリレンツァウアーを2位に抑えて優勝した。
>そしてシュリレンツァウアーは後半の2戦で優勝したのに対し、ヤコブセンはインスブルック戦で7位、ビショフスホーフェン戦で2位になった。