01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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ワールドカップ(W杯)男子ニジニ・タギル大会(ロシア)の第1戦が12月12日(土)に行われ、セヴェリン・フロインド(独)が優勝した。
世界チャンピオンのフロインドは、132.0mと134.0m、合計260.0ポイントで、ペーター・プレウツ(スロベニア)とヨアヒム・ハウアー(ノルウェー)を抑え圧勝し、自身のW杯20勝目を挙げた。
フロインドは、「もう20勝だなんてもの凄いこと。こんなこと数年前までは夢のまた夢だった。夏の間に技術的にすごく高いレベルで飛べたことがとても役に立った。今こうやってコンスタントにジャンプするのが少し楽になった」と語った。
昨季、W杯個人総合2位だったペーター・プレウツは131.0mと123.0mの飛距離で計248.5ポイントをマークした。
試合後にプレウツはインタビューに答え、「今日の試合では風の状況が難しくて、トップの選手でも少しの運が必要だった。1回目は僕はあまりついていなかった。でも自分のジャンプはレベルの高いものだったから満足している。特にこういう条件の時に必要なのが自信だと思う。自己の能力を信じて、良いジャンプをして難しい条件を乗り越えていかなくてはいけない」と話した。
引き続き好調のノルウェー
ヨアヒム・ハウアーは133.5mと129.5m、計243.7ポイントで3位に入り、自己初のW杯表彰台を祝った。今季が始まって以来、合計4試合の男子個人戦で、ノルウェーチームから既に5人目の表彰台達成となった。
ハウアーは、「本当にうまくジャンプできた。こんなに良い結果になるとは思っていなかった。僕の目標は上位10位までに入ることだった。どうやらチームの中で、お互いがやる気を出し合って、良い刺激を与え合っているみたい。チームの雰囲気はとても良い。明日の試合に向けて、自分への期待をあまり高めすぎない方が良いと思う。上位20位に入れれば満足」と話した。
ノルウェーチームは、また際立ったチーム成績を挙げた。アンダース・スティエルネンが123.0mと130.0mで、ハウアーにわずか1点差の4位、ヨハン=アンドレ・フォアファングは125.0mと126.5m、計241.0ポイントで5位に入った。
ダニエル=アンドレ・タンデは、235.2ポイントで6位、ケネス・ガグネスも230.0ポイントで8位に入賞して、トップ10に5人ものノルウェー選手が入った。世界記録保持者のアンダース・ファンネメルは、12位で更なるトップ成績を残した。
自己最高成績のラニセク
アンツェ・ラニセク(スロベニア)は、232.1ポイントで7位に入り、W杯自己最高成績を出した。
マヌエル・フェットナー(オーストリア)は226.1ポイントで9位になり、オーストリア勢トップだった。シモン・アマン(スイス)は、217.7ポイントで10位に入り、今季の最高成績を喜んだ。
ドイツの二人、リヒャルト・フライタークとアンドレアス・ヴェリンガーが11位と13位、チェコのロマン・コウデルカが14位、マチェイ・コットは15位でポーランドチームのトップだった。
チェコは4人がポイント計上
チェコチームは、コウデルカの他にヤクブ・ヤンダ、ルーカス・フラヴァ、ヤーン・マトゥラが、20位、21位、30位で、ポイントを加算することができた。
ヴァンサン・デスコンブ=セボア(仏)は健闘の17位、18位のエフゲニー・クリモフはロシア勢で唯一のW杯ポイント計上となった。ラウリ・アシカイネンは29位でなんとかフィンランドの体面を保った。
W杯男子ニジニ・タギル大会第2戦は、12月13日(日)15:00(日本時間23:00)から始まる予定だ。
予選は13:30(日本時間21:30)から行われることになっている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。