01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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ソチ五輪の金メダルから一年後、カリーナ・フォクト(独)が女子世界チャンピオンのタイトルも手にした。スウェーデン、ファールンで2/20(木)に行われたノルディックスキー世界選手権女子ノーマルヒル戦で、フォクトは伊藤有希と最有力候補だったダニエラ・イラシュコ=シュロルツ(オーストリア)を抑えて金メダルを獲得した。
高梨沙羅は、ソチ五輪の時と同様4位で終わってしまった。
カリーナ・フォクトは、91.5mと92.0m、合計236.9ポイントで、2位の伊藤有希に1.8ポイント差をつけた。
なりたてホヤホヤの女子世界チャンピオンは、「1回目が終わった時点では今日勝てるなんて思ってもみなかった。去年から起こった色々なことが信じられない。とっても嬉しい。」と感動を伝えた。
2位の伊藤有希は89.0mと93.0mだった。
「全てを賭けた」イラシュコ=シュトルツ
ダニエラ・イラシュコ=シュトルツは、1本目の92.5mで首位に立っていた。ファイナルラウンドの89.0mで計233.8ポイントとなり、最終的に銅メダルとなった。ワールドカップ(W杯)女子総合首位の彼女は、「自分に文句はない。全てをかけて臨んだけれど、スキーのミスで数メートル失ってしまった。もし勝ちたかったら全てがうまくいかなくてはいけない。それでも毎日メダルがもらえる訳じゃないからメダルに届いて素晴らしい。」と話した。
高梨、ファーストラウンドでミス
高梨沙羅はメダル獲得のチャンスを、既に1回目で90.0m、9位と無駄にしてしまった。2回目で93.0mを出し、合計228.3ポイントで4位まで追い上げたものの、期待されていたメダルをまたもや逃すことになった。
5位は予選トップだったテイラー・ヘンリッチ(カナダ)で、90.5mと91.0mで計227.9ポイントだった。
タイトル保持者のサラ・ヘンドリクソン(米)は、今回は226.4ポイントで6位に甘んじなくてはならなかった。オーストリアの二人、ジャックリーン・ザイフリーツベルガー(225.6ポイント)とエヴァ・ピンケルニッヒ(223.8ポイント)が7位と8位に入った。
ジェシカ・ジェローム(米)は219.4ポイントで9位、スペラ・ロゲリは217.9ポイントで10位で、期待ほど伸びなかったスロベニアチームのトップだった。
惜しくもトップ10入りを逃したのは、ロシアのイリーナ・アヴァクモヴァで11位、ニタ・イングルンド(米)とマヤ・ヴティッチ(スロベニア)が12位と13位に続いた。
混交のドイツチーム
ドイツチームは、ユリアーネ・サイファートが14位、カタリーナ・アルトハウスが17位、ウルリケ・グレッスラーが22位と予想程はふるわなかった。
上位を狙っていたマーレン・ルンドビー(ノルウェー)も、15位に終わった。
フランスのジュリア・クレアとコリーヌ・マテルは21位と27位だった。ユリア・キッカネンは23位でフィンランド勢を一人で代表した。
チェコのミヒャエラ・ドレシャロヴァは29位、イタリアのエレナ・ルンガルディアも30位で世界選手権ファイナル出場を果たした。
2月22日(日)には、世界選手権・男女混合団体戦が予定されている。