01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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ワールドカップ男子ノルウェー、ヴィケルスン大会第1戦の予選が2月13日(金)にフライングヒルで行われ、246.0mの大ジャンプを決めたアンダース・ファンネメル(ノルウェー)がトップに立った。同国のヨハン・レメン・エヴェンセンが立てた世界記録に0.5m足りないだけだった。ファンネメルは223.4ポイントで、2位のアンダース・スティエルネン、3位の伊東大貴に差をつけた。
ファンネメルは、「信じられないような感覚だった。少し横にそれてしまったけど、そうでなければ記録を立てられたかも知れない。着地も問題なかった。コンディションもとても良いから新記録樹立の可能性もある。」と話した。
同じくほとんど世界記録に届きそうだったのは予選免除のペーター・プレウツ(スロベニア)で、245.5mだった。
スティエルネンも好調
既にトレーニングから目を引いていたスティエルネン(ノルウェー)は、224.0mで202.3ポイントだった。続く伊東は216.5m、194.9ポイントをマークした。
今日のドイツ勢トップだったマリヌス・クラウスは214.5m、190.8ポイントで4位、ディミートリ・ヴァシリエフ(露)は212.0m、186.8ポイントで大健闘の5位だった。
竹内択が208.0m、185.0ポイントで6位、ケネス・ガグネス(ノルウェー)も201.5m、181.0ポイントで予選を通過した。
シュテファン・ライエ(独)は、201.0m、176.6ポイントで好調の8位、ノルウェーの二人、ダニエル=アンドレ・タンデ(174.9ポイント)とフィリップ・ソエン(174.4ポイント)も200m越えのジャンプで9位と10位だった。
11位は栃本翔平、先週末のティティゼー=ノイシュタット戦で期待はずれだったネイツ・デツマン(スロベニア)は12位と持ち直した。
13位のグレゴア・デシュヴァンデン(スイス)が201.5mを飛んだが、その後に続く選手には200mを越えた者は居なかった。 ロベルト・クラニエツ(スロベニア)は14位で本戦出場を決めた。
職人技のヤコブセン
アンダース・ヤコブセン(ノルウェー)は予選で15位に入ったが、既にトレーニングの段階で数千人の観客に手に汗を握らせた。ヤコブセンはテイクオフの直後にコントロールを失ったが熟練技で転倒を防ぎ85m地点で無事に着地を果たした。
マヌエル・ポッピンガー以外は、世界選手権に出場する予定のオーストリア勢はみんな当大会を欠場するが、その代わりに若手シモン・グライダラーとウルリッヒ・ヴォールゲナントは予選17位と22位で試合に出られることになった。
ハッリ・オッリ(フィンランド)も自国以外で4年ぶりのW杯参戦となるが、30位で予選を通過した。
葛西自己最長
予選免除の選手の中では、既に上で触れたペーター・プレウツの他に、葛西紀明が235.0mで自己最長距離を更新して好パフォーマンスを見せた。スキーフライング世界チャンピオンのセヴェリン・フロインド(独)は222.5mだった。
ヴィケルスンでのスキーフライング戦 第1試合は2015年2月14日(土)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。