01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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1月30日に行われたワールドカップ男子ヴィリンゲン大会(独)の最初の個人戦で、カミル・シュトッホ(ポーランド)が鮮やかな勝利を祝った。ソチ五輪金メダル2冠のシュトッホは、147.5mと142.5mで合計276.6ポイントで、ペーター・プレウツ(スロベニア)とセヴェリン・フロインド(独)をみごとに制した。
カミル・シュトッホは、試合後のインタビューで、「ここのジャンプ台は気に入っていて、相性のとても良い所。これでヴィリンゲン大会で3連勝することができた。ここでは150m位まで飛距離を伸ばすことができる。それがとても気に入っている。この雰囲気も好き。(怪我をしていた)足首の痛みも、もう無くなって心配することなく飛ぶことができる。それは僕にとってとても大切なこと。」と答えた。
プレウツは、139.0mと144.0mのジャンプで、結果的にシュトッホに14.3点足りなかった。プレウツは、「この試合にとても満足している。大ジャンプがたくさん出た。僕もとても良いジャンプが2本決められて嬉しい。ワールドカップ(W杯)個人総合成績が最後にどうなるか僕にはまだ分からない。僕が総合優勝できるとすれば、スロベニアのファンの人達は喜んでくれると思う。現時点で僕が総合2位で、1位との差も3位との差もあまりないから、接戦になると思う。」と語った。
フロインド、0.5ポイント足らず
地元ドイツのセヴェリン・フロインドは135.5mと146.0mで、プレウツにわずか0.5点の差で3位になった。
フロインドは、「素晴らしい試合で、ハイレベルの戦いだった。1回目は完璧とはいかなくて残念だった。2回目のジャンプはとても上手くいって、表彰台までたどり着いたから良かった。表彰台に上がったのが去年と同じメンバーだった。多分ここが僕達に合っているのだと思う。勿論、明日の団体戦で3勝目を決めるために、できる限りのことをするつもり。でも全てが揃わないといけないから難しいこと。」と話した。
4位はルネ・ヴェルタ(ノルウェー)で、147.5mと137.5m、合計257.2ポイントで、今シーズンの自己最高成績となった。
ユーリ・テペシュ(スロベニア)が139.0と140.0mで、ヴェルタに3ポイント足らず5位だった。
札幌戦で優勝したロマン・コウデルカ(チェコ)は252.1ポイントで6位、今季ジャンプ週間の覇者、シュテファン・クラフト(オーストリア)が247.7ポイントで7位に続いた。その0.7点差でアンダース・ファンネメル(ノルウェー)が8位、葛西紀明が245.9ポイントをマークし9位だった。イェルネイ・ダムヤン(スロベニア)が238.5ポイントでトップ10を締めくくった。
ヴァシリエフはW杯ポイント加算
アンダース・ヤコブセン(ノルウェー)が11位、ドイツチームの2番だったマルクス・アイゼンビッヒラーが12位、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)は13位だった。アレクサンダー・ツニショル(ポーランド)が15位、ディミートリ・ヴァシリエフ(露)が16位と健闘したのに対して、リヒャルト・フライターク(独)が17位、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)が20位でトップフォームをつかめないでいるようだ。シュテファン・ライエは地元のジャンプ台で24位と、まずまずの結果を残すことができた。
コフラーとフェットナー期待に添えず
トーマス・ディートハルトが不在の中、オーストリアチームの世界選手権の出場枠をかけたアンドレアス・コフラーとマヌエル・フェットナーだったが、28位と29位で、パッとした結果は出せなかった。
W杯ヴィリンゲン大会は、1月31日(土)の16:00(日本時間 翌0:00)から団体戦が開催され、2月1日(日)には個人戦の2戦目へと続くことになる。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。