01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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ワールドカップ男子札幌大会第2戦が1/25に行われ、ロマン・コウデルカ(チェコ)が今シーズン4勝目を祝った。コウデルカは133.0mと132.0mのジャンプで合計282.9ポイントを獲得し、カミル・シュトッホ(ポーランド)を2位に、前日の勝者、ペーター・プレウツを3位に抑え優勝した。
コウデルカは優勝後に、「一本目は良かったけれど、2本目はそれ程良くなかった。それでも風の運がついていた。もちろん優勝できてとても嬉しい。去年は体調を崩して札幌大会に来ることができなかったが、今年はとても調子も良いし、長旅も問題なかった。」と喜びを伝えた。
ソチ五輪金メダル2冠のシュトッホは、1回目に140.0mのジャンプでヒルレコードを出し首位に立っていた。ファイナルでは125.5mで計278.0ポイントとなり、最終的に今季2勝目にはわずかに足りず2位となった。
シュトッホは、「昨日はまだ助走ポジションに問題がいくつかあったけれど、その点は今日はずっと上手くできた。良い方向に向かっていると思うし、(怪我をしていた)足首の痛みももう無い。もうすぐトップフォームで挑めると思う。」と語った。
ペーター・プレウツ(スロベニア)は135.0mと125.0mのジャンプを見せ、シュトッホにわずか0.7点で4位に入賞し、世界選手権の開始を3週間後に控えた今、また強さを証明した。「今日のジャンプも、とても上手くいって、この結果に満足している。天候条件も昨日に引き続き札幌としては意外なほど良かった。これから続く試合が楽しみだけど、既に言った通り、ワールドカップ総合成績は北欧シリーズで決まると思っている。」とプレウツは試合後に話した。
表彰台を逃したクラフト
今季ジャンプ週間の覇者、シュテファン・クラフト(オーストリア)は、昨日まで6試合連続で表彰台に上がっていたが、今回は4位に甘んじなくてはだった。クラフトは133.5mと128.0mで計270.0ポイントを記録した。
アンダース・ファンネメル(ノルウェー)は、表彰台も夢ではなかったものの、ファイナルラウンドでは121.0mと伸びず5位だった。 1回目にファンネメルは135.0mを出したが、最後は合計266.1ポイントだった。
伊東が日本勢トップ
今日の試合で日本チームの最高成績を出した伊東大貴は、258.9ポイントで6位だった。葛西紀明は、フィリップ・ソエン(ノルウェー)の0.3点差で8位だった。
イェルネイ・ダムヤン(スロベニア、241.9ポイント)が9位、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア、241.2ポイント)が10位だった。
11位のピオトル・ジーラ(ポーランド)に続き、リヒャルト・フライタークとマルクス・アイゼンビッヒラーが12位と13位に入り、ドイツチームとしてはギリギリの線だった。ヴァンサン・デスコンブ=セボア(仏)はアイゼン・ビッヒラーと同点で13位だった。フランス勢は、ロナン・ラミー=シャブイも27位に入り二人がポイントを計上した。
テペシュ、調子が出ず
最近好調だったユーリ・テペシュ(ポーランド)だが、今日の試合では23位に終わった。グレゴア・デシュヴァンデン(スイス)は28位で体面を保った。
ワールドカップ個人総合ランキングでは、シュテファン・クラフトが1007ポイントで引き続き首位の座を保ったが、ペーター・プレウツが、あと83ポイントに迫ってきている。3位は873ポイントのミヒャエル・ハイボック、4位は816ポイントのロマン・コウデルカが入っている。
日本大会を欠場したセヴェリン・フロインド(独)は、現在トップに254ポイントの差がついている。
ワールドカップ、来週末(1/31、2/1)の試合はドイツのヴィリンゲンで予定されている。その次には、ファールンで行われる世界選手権の前、最後のラージヒル戦が、同じくドイツのティティゼー=ノイシュタットで行われる予定だ。