01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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ワールドカップ(W杯)エンゲルベルク(スイス)大会で、12/20(土)第一戦が行われ、リヒャルト・フライターク(独)が優勝した。フライタークは、128.5mと135.5mで計277.7ポイントを記録しW杯優勝を果たした。
フライタークは、「ここで今日ジャンプできてすごく楽しかった。その結果として1位に入ったら勿論それはもう最高なこと。勝つことにだけこだわるのではなくて、とにかく上手くスキージャンプを決めることが大切だと思う。スランプの時は、もう一度トップに立てるよう足がかりをつかむことに取り組んでいく。先週末の大会を欠場したのは、身体面でとても有意義だった。その休みを有効に使えたと思う。僕は今とても元気だし、ジャンプがものすごく楽しい!エンゲルベルクは綺麗なジャンプ台で、ここで飛ぶのが好きなんだ。」と試合を振り返った
ダムヤンとハイボックが同点3位
ロマン・コウデルカ(チェコ)は、128.0mと136.5mを出し、フライタークに0.6点差で2位だった。
「今日のジャンプは2本とも少し遅すぎたけど、それでも結構満足の出来だった。僕の大きな目標はジャンプ週間で、それをとても楽しみにしている。ジャンプ週間ですごく強く出てきそうだと僕が思う選手が5・6人いるけれど、自分自身の全てを出し切るつもり。明日も良いジャンプを2本決めて、その結果がどうなるかみたい。ジャンプさえ上手くいけば、6位や8位だろうが、もっと上位か、という順位はどうでも良いこと。」とコウデルカはベルクッチ(Berkutschi)の取材に答えた。
3位は、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)とイェルネイ・ダムヤン(スロベニア)の二人が276.2ポイントで同点入賞した。ハイボックは133.5mと131.0mを記録し、ダムヤンは131.5mと135.0mだった。
ハイボックは、「残念ながら、ちょうど2本目のジャンプが、ここで上手くいかなかった唯一のジャンプだった。今、すごく調子が良くて順調にいっている。まだ明日の試合でも、その後のジャンプ週間でも勿論もっと可能性は残っている。」と語った。
イェルネイ・ダムヤンは、「2本目を飛んだ後、これは足りないんじゃないかと思ったけど、表彰台に上がれて本当に嬉しい。すごく良い感触をつかんでいるし、明日の試合とジャンプ週間を楽しみにしている。」とインタビューに答えた。
最長飛距離を出したクラフト
ペーター・プレウツ(スロベニア)は、132.0mと133.5mで274.8ポイント獲得し5位だった。その1.4点差で、シュテファン・クラフト(オーストリア)が6位に入った。クラフトはファイナルラウンドで今日の最長飛距離である140.0mを出した。
ドイツチームは、1位の他にもセヴェリン・フロインド(272.7ポイント)が7位、マルクス・アイゼンビッヒラー(268.0ポイント)が8位に入り、トップの団体成績を収めた。シモン・アマン(スイス)は自国の観客を前に265.7ポイントで9位、ルネ・ヴェルタ(ノルウェー)は264.2ポイントで10位に入った。
怪我のブランクから順調なカムバックを果たしたフィリップ・ソエン(ノルウェー)は11位だった。同じくノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングも12位と納得の結果だった。ネイツ・デツマン(スロベニア)と同点で13位だったシュテファン・ライエ(独)は上出来のW杯デビューとなった。アンダース・バルダル(ノルウェー)は15位に入った。
オーストリアのジャンプ週間出場権をかけた戦いでは、ヴォルフガング・ロイツルがファイナル出場を逃したのに対し、トーマス・ディートハルトが17位に入って、オーストリアチーム中で3位となり、出場できるチャンスをつなぎとめた様だ。
まだ不調のシュリレンツァウアー
グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)は、今日の試合では23位に甘んじた。ヴァンサン・デスコンブ=セボア(仏)は健闘の18位、作山憲斗は19位、ヤン・ジョブロは20位でポーランド勢のトップだった。
W杯総合首位のアンダース・ファンネメル(ノルウェー)は21位、イルミア・ハゼトディノフは27位でW杯ポイントをロシアチームに計上した。
W杯エンゲルベルク大会第2戦は、2014年12月21日(日)14:15(日本時間22:15)から行われる予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本との時差はマイナス8時間です。