01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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ノルウェーのリレハンメルで、2014年12月4日に行われた今シーズン最初のワールドカップ(W杯)スキージャンプ女子予選で、カタリナ・アルトハウス(独)がトップに立った。
アルトハウスは98.5mのジャンプで131.7ポイントを得た予選後に、「夏から調子が良かったけれど、ここでも良い感触だから、このままいい状態が続いてほしい。他の人はどうか分からないけど、明日の本戦でも今日のようにうまく行けばトップ15までには入れると思う。」とインタビューに答えた。
オーストリアの新人、予想外の健闘
8.9ポイント差で2位についたのは、誰もが予想しなかったオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒだった。初めてのW杯出場で予選2位となった。 26歳のピンケルニッヒは、わずか2年前にスキージャンプを始め、この夏にワールドカップという「冒険」のために仕事をやめ、クラウドファンディングで資金繰りをしていくことにした。トレーニングでもトップ3の中に入るジャンプを見せ、予選では99.5mだった。「もちろん凄く満足している。私の明日の目標は、まずファイナルに進むこととW杯ポイントを得ること。」と語った。
グレッスラーを僅差で上回ったヤール
3位を決めたのは、霧は出たもののまずまずの条件で飛んだ地元のリーネ・ヤール(ノルウェー)だった。ヤールは95.0mで122.0ポイントを獲得し、飛距離は同じだったウルリケ・グレッスラー(独)は0.7点差で4位になった。
5位は怪我による長いブランクからカムバックを果たしたサラ・ヘンドリクソン(米)で、96.0m・120.2ポイントと、期待が高まる幕開けとなった。オーストリアのジャクリーン・ザイフリーツベルガーは118.2ポイントで6位、スロベニアのスペラ・ロゲリ(117.3ポイント)とウルサ・ボガタイ(117.1ポイント)はそれぞれ7位と8位についた。キヤラ・ホルツルも115.8ポイントで9位に入り、トップ10に3人目のオーストリア人となった。その0.5ポイント差でスヴェニャ・ヴュルト(独)が10位だった。注目したいのは、 同じくドイツのパオリーネ・ヘッスラーもW杯初参加で予選13位に入ったことだ。
新人デビュー
同じく新人の勢藤優花(日本)とタラ・ジェラフティー=モッツ(米)が、それぞれ21位、29位に入り、まずまずのW杯デビューとなった。
予選免除組の中では、ソチ五輪金メダリストのカリーナ・フォクト(独)と前季総合優勝の高梨沙羅が、それぞれ95.0mと95.5mで納得のジャンプを見せた。しかし、日本の伊藤有希はその二人より更に飛距離を伸ばし96.5mだった。
FISレースディレクターの吉田千賀は、「女子ジャンプ、今シーズン開幕の今日は、とても良かった。ここリレハンメルのジャンプ台は凄く良く整備されているし、みんな明日の本戦を楽しみにしている。」と語った。
W杯リレハンメル大会・女子の本戦は、2014年12月5日(金)15:15(日本時間23:15)から開催される予定だ。
リレハンメル大会女子・予選リザルト
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本との時差はマイナス8時間です。