We use cookies to give you the best possible user experience and to integrate social media. プライバシーポリシー

W杯開幕戦予選、ロマン・コウデルカが1位

作成: 21.11.2014 20:36 / sk

いよいよ再始動!2014/15年のスキージャンプ・ワールドカップが今週末(11/22~23)、FISグランプリの最終戦が7週間前に行われたクリンゲンタール(独)にて開幕される。

今週末の開幕戦に向けて11/21(金)に行われた今季初の予選で、ロマン・コウデルカ(チェコ)が1位を飾った。コウデルカは142mのジャンプで144.3ポイントだった。2位に着いたのはポーランドのピオトル・ジーラで136.5m(140.5ポイント)、3位はノルウェーのアンダース・ファンネメル(139.5m、135.5ポイント)だった。

Roman Koudelka

 

それに続いたのは、ミヒャエル・ハイボック(4位)、竹内択(5位)、マルクス・アイゼンビッヒラー(6位)で、それぞれオーストリア、日本、ドイツのトップ選手だ。オーストリアのベテラン、アンドレアス・コフラー(7位)の後は、フランスのヴァンサン・デスコンブ=セボア(8位)とイタリアのダヴィデ・ブレサドラ(9位)が続き好成績となった。

 

ラウリ・アシカイネンとヤルコ・マエッテーのフィンランド勢は、11位と12位に着いて満足できるシーズン開始となった。11/23(日)に行われる個人戦のための予選で他に好成績だったのは、アメリカのニック・フェアオールとアンダース・ジョンソン、スイスのルカ・エグロフとキリアン・パイアーの若手二人、そしてカザフスタンのコンスタンティン・ソコレンコだった。

 

苦戦のベテラン勢

一方、ロベルト・クラニエツ(スロベニア)、ヴォルフガング・ロイツル(オーストリア)、アンシ・コイブランタ(フィンランド)等の有名選手が予選落ちとなった。グレゴア・デシュヴァンデン(スイス)、小林潤志郎、セバスチャン・コロレド(伊)にとっても厳しいW杯シーズン開幕となった。

 

既に本戦出場が決まっていた選手の中で、もっとも飛距離を伸ばしたのは142m飛んだアンダース・バルダルだった。二人のドイツ選手、セヴェリン・フロインド(138.5m)とアンドレアス・ヴェリンガー(137.5m)、そしてオーストリアのシュテファン・クラフト(136m)も納得の結果を出した。

 

フィリップ・ソエン転倒

不幸中の幸いだったのは、この夏大活躍だったシューティングスター、フィリップ・ソエン(ノルウェー)だ。ソエンは公式練習の最初のジャンプで148mを出し転倒した。精密検査のため病院に運ばれたが、レントゲン検査の結果、骨折はみつからなかった。

 

News: フィリップ・ソエン転倒するも大怪我にはならず(英文) »

 

今シーズン最初の試合として、クリンゲンタール大会団体戦が11/22(土)16:00から行われる。今季最初の個人戦は11/23(日)11:30から行われる予定だ。

 

 

注)表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本との時差は-8時間です。

 

関連トピック

統計

最長不倒
143.0m
Fannemel, Anders (NOR)
最短ジャンプ
114.5m
Wank, Andreas (GER)
平均飛距離
126.8m
K点越えジャンプ
71.2%
ネーション数
14
トップ10のネーション数
7
トップ30のベストネーション
6
Deutschland
Koudelka, Roman
28.09.14
Hinzenbach
Tschechien
28.09.14
Koudelka, Roman (CZE) Hinzenbach