We use cookies to give you the best possible user experience and to integrate social media. プライバシーポリシー

W杯クリンゲンタール大会・注目データ

作成: 20.11.2014 08:21 / sk

ワールドカップ開幕戦は前シーズン同様ドイツにて

>>

スキージャンプのワールドカップは昨シーズンもクリンゲンタール大会(独)で開幕した。前回は1980年(オーバースドルフ)以来初めてドイツでの開幕戦だった。

 

>>

ドイツの選手がクリンゲンタール大会で出した最高成績は、2013年11月24日にアンドレアス・ヴェリンガーが出した2位である。


 

プレフツは初の連続優勝を果たせるか

>>

ペーター・プレフツ(スロベニア)は、昨シーズンの最終戦(プラニツァ大会)で優勝した。今回も優勝できれば、彼にとって初の連続優勝を飾ることになる。

Andreas Wank, Marinus Kraus, Andreas Wellinger, Severin Freund

 

>>

昨シーズンは、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)、カミル・シュトッホ(ポーランド、2連勝)、セヴェリン・フロインド(独、2連勝)の3人だけが2試合以上の連勝を果たした。


 

葛西は24回目のワールドカップ・シーズン

>>

日本のレジェンド、葛西紀明にとっては42歳にして24回目のワールドカップ・シーズンとなる。

 

>>

葛西は1992年2月にラハティで初の表彰台を達成した。その時シュリレンツァウアーは2歳1ヶ月だった。

Jurij Tepes, Robert Kranjec, Peter Prevc, Jaka Hvala

 

>>

葛西はこれまでに表彰台に50回立っており、表彰台回数総合ランキングで12位についている。ヨーロッパ以外の選手では1位となっている。

 

>>

葛西は国別で見ると、ドイツでのワールドカップ大会で最高の成績を出してている。これまでにドイツで5回優勝、13回表彰台を達成している。他の国では3勝以上または表彰台9回以上を果たしていない。

Tom Hilde, Andreas Stjernen, Anders Bardal, Anders Fannemel

 

>>

2003年2月葛西が優勝したヴィリンゲン大会は、ドイツで行われたワールドカップ個人戦でヨーロッパの選手以外が勝った最後の試合だ。それ以降の54試合はヨーロッパ勢が優勝している。

Gregor Schlierenzauer, Thomas Diethart, Stefan Kraft, Michael Hayböck

 

 

開幕戦の勝敗では総合評価の見通しは立たない

>>

スキージャンプ・ワールドカップ35年の歴史上、シーズン開幕戦最初の勝者が総合優勝を果たしたのは11回である。

 

>>

最近でそれを達成したのは、オーストリアのトーマス・モルゲンシュテルン(2007/08年)だ。

 

>>

昨シーズンの開幕戦で優勝したクリストフ・ビーグン(ポーランド)は総合成績では35位だった。

 

 

 

開幕戦の勝者が総合優勝を果たしたシーズン

名前 シーズン
Thomas Morgenstern AUT 2007/08
Jakub Janda CZE 2005/06
Janne Ahonen FIN 2004/05
Adam Malysz POL 2001/02
Martin Schmitt GER 1999/00
Martin Schmitt GER 1998/99
Espen Bredesen NOR 1993/94
Toni Nieminen FIN 1991/92
Andreas Felder AUT 1990/91
Matti Nykänen FIN 1987/88
Matti Nykänen FIN 1982/83

 

 

リードを保ちたいオーストリア

>>

W杯史上、団体戦全70試合のうちオーストリア・チームは27回優勝し、58回表彰台に立っている。W杯ラージヒル戦では、オーストリアは48試合中19勝しており、39回表彰台を達成している。

 

>>

オーストリアは35シーズンのうち34シーズンで国別トップ3に入っており、表彰台を逃したのは1996/97年のシーズンだけである。

 

>>

オーストリア・チームの5人の代表選手は、スキージャンプ団体戦史上もっとも好成績の5人である。W杯史上、ヤンネ・アホネン(フィンランド)と、この5人だけが団体戦で10勝以上を果たしたジャンパーである。

 

>>

W杯団体戦優勝記録では、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)とトーマス・モルテンシュテルン(オーストリア)が16勝でトップ。それに続くのがアンドレアス・コフラー(オーストリア、15勝)、マーティン・コッホ(オーストリア、11勝)、ヴォルフガング・ロイツル(オーストリア、10勝)、ヤンネ・アホネン(フィンランド、10勝)となっている。

 

>>

昨シーズン、オーストリアは8試合続けて優勝を決められなかった後に、W杯最後の2試合で優勝している。2010年と2011年の間に3連勝を飾り、当時6連勝したこともあった。

 

>>

オーストリアは最近10シーズンのうち9回国別優勝を果たしている。2012/13年のシーズンは、ノルウェーが優勝し、オーストリアは2位だった。

 

 

4年ぶりの地元優勝を飾りたいドイツ

>>

ソチ五輪で金を取ったドイツだが、18回のW杯優勝のうちドイツ国内で果たしたのは2回だけだ。最近の国内大会での優勝は2010年2月のヴィリンゲン大会である。

 

>>

2010年の優勝以来、ドイツ国内で行われた団体戦は7試合である。その中で、もっとも好成績だったのはスロベニアで、前シーズンのクリンゲンタール大会でも優勝している。

 

 

更なるW杯優勝を狙うスロベニア

>>

スロベニアは2012年2月19日に初めて優勝して以来、12回のW杯のうち6勝しており、国別でトップになっている。

 

>>

昨年は2回(クリンゲンタールとザコパネで)優勝しており、最近2回のW杯であるラハティとプラニツァでは4位と5位だった。

 

>>

スロベニアはW杯6勝で、ドイツと同点で4位についており、オーストリア(27勝)、フィンランド(15勝)、ノルウェー(12勝)に続いている。

 

 

順位を上げてきているバルダル

 >>

アンダース・バルダル(ノルウェー)は団体戦で8勝しており、上述のオーストリア選手とフィンランドのアホネンに続く7位についている。

 

>>

W杯団体戦で表彰台23回を記録しているバルダルは、1回の差で6位のマッチ・ハウタマキ(フィンランド)とアンドレアス・コフラー(オーストリア)に続いている。

 

>>

最近でノルウェー・チームが優勝したのは2013年2月のオーバストドルフ戦である。それ以降、6回のW杯団体戦が行われた。

 

>>

ノルウェーは最近の団体戦8試合のうち6回表彰台に立っている。昨シーズンの最初の2試合だけは表彰台を逃した(クリンゲンタール6位、ザコパネ5位)。

 

最近のニュース