01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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FISスキージャンプ・サマーグランプリ白馬大会2戦目も、フィリップ・ソエン(ノルウェー)が優勝した。2位はダニエル=アンドレ・タンデで、ノルウェー勢が上位1・2位ダブル入賞となった。スロベニアのイェルネイ・ダムヤンが3位に入った。
「夢が現実になった!先週に引き続き今回の大会でもこのレベルでジャンプができたというのは、僕にとってすごく意味のあること。チームメートのダニエルも好調で嬉しさも格別。今、黄色いリーダーゼッケンを引き継いで、ものすごくいい気分。冬はまだまだ先だけど、世界選手権とスキージャンプ週間には参加したい。」とソエン。
明らかなリード
18歳のソエンは、彼のグランプリでの最初の成功からわずか16時間後の2試合目でも機を逃さなかった。129.0mと134.0mのジャンプで263.5ポイントを獲得し、2位になった同チームのタンデに余裕の差をつけた。 タンデは129.0mと135.0m、249.2ポイントだった。 ソエンは2本ともゲートを下げ助走距離を短くして臨んだ。
タンデは、「もちろん満足している。2本目は本当にうまくいった。飛びすぎてしまう感じがしたから、抑えなくてはいけないぐらいだった。」とベルクッチに語った。
前日の1試合目で2位だったダムヤンは、1戦目3位のタンデに今回は0.3ポイントの差をつけられてしまった。 それでも128.0mと131.5mで、今週末2度目の表彰台を飾ることができた。イェルネイ・ダムヤンは「本当に嬉しい!昨日、冗談で2戦目は3位になるぞ、なんて言っていたんだ。それが本当になって、白馬大会のメダルを全種類揃えることができた。上位二人のノルウェー選手はすごく強かった。僕のジャンプはまだ完璧とは言えなかったけど、あの二人のはすばらしかった。」
ビデオ・インタビュー:レースディレクター、ヴァルター・ホーファー(独・英)»
また表彰台を逃した日本勢
竹内択は、ダムヤンに1.1ポイント差で土曜(8/23)の1戦目同様4位に終わってしまった。とは言え、127.5mと131.0mの好成績を出した。それに対し、マチアス・プンゲルタル(スロベニア)は土曜に比べ1位上げ5位に入ったが、2本とも125.5mで238.2ポイントと、最上位までにはまだ距離がある。小林潤志郎(237.8ポイント)が6位、栃本翔平(230.3ポイント)が8位、清水礼留飛(227.6ポイント)が10位で、開催国日本は、良いチーム成績をおさめた。ベテランの葛西紀明は26位だった。ドイツ勢のトップだったミヒャエル・ノイマイアーは233.8ポイントで7位、同チームダニエル・ヴェニヒが15位、カール・ガイガーは17位だった。
調子を上げたデシュヴァンデン
グレゴア・デシュヴァンデン(スイス)は、土曜の1試合目の21位から今日の8位(230.9ポイント)へ順位を大幅に上げることができた。ポーランド勢トップだったのはまたヤクブ・ヴォルニで、今回はフィンランドのサミ・ニエミにわずかながら差をつけて、11位だった。
ロシア勢は、ヴラジスラヴ・ボヤリンツェフ、デニス・コルニロフ、ミハイル・マクシーモチキンの3選手がいっぺんにファイナル進出を決め21、23、24位に入り、喜ばしい成績となった。チェコ・チームも同様で、ルーカス・フラバ、チェストミール・コジセク、マーティン・チクルの3人が28~30位までについた。
リーダーゼッケンはソエンに
サマーグランプリ総合成績では、白馬大会での圧勝でフィリップ・ソエン(ノルウェー)が首位についた。ソエンは293ポイントで、同点2位のダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)とイェルネイ・ダムヤン(スロベニア)に95点リードしている。
FISサマーグランプリは、少し間があき約4週間後の9月20日から始まるカザフスタンのアルマティ大会へと続く。その後は、ヒンツェンバッハ大会(オーストリア)、そしてクリンゲンタル大会(独)での最終戦へと続く。