01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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ワールドカップ・プラニツァ大会(スロベニア)で、今季の最後から2番目となる3/21(金)の個人戦で、セヴェリン・フロインド(独)がわずか0.3点という僅差で優勝を決めた。フロインドは、2回ともバッケンレコードの137.5mを出し、289.1ポイントを獲得した。
「カンテ(踏み切り台)がとても短くて難しいジャンプ台だ。でも、今は調子がいいから大丈夫。たとえ専門家が僕のジャンプスタイルに納得できないとしてもね。今シーズンの最終段階を満喫している。今のところ、何もかもがうまくいっている。」と、フロインドはインタビューに答えた。
バルダル、僅差で敗れる
アンダース・バルダル(ノルウェー)は136.5mと134.5mのジャンプで、ほんのわずかフロインドに足りず2位となった。ペーター・プレフツ(スロベニア)は129.0mと134.5m(287.3ポイント)でホームゲームでの3位をものにした。
W杯総合優勝を決めたシュトッホ
カミル・シュトッホ(ポーランド)は、今日は表彰台を逃したものの、今季のW杯個人総合優勝という大きな勝利を決めた。ソチ冬季五輪2冠も達成したシュトッホは、今回の4位で、アダム・マリシュが果たして以来2人目のポーランド選手としてW杯総合優勝確定を祝った。シュトッホは131.5mと134.0m、283.9ポイントで、5位のグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)に6.4点差だった。シュリレンツァウアーは130.5mと127.5mだった。
葛西紀明は128.5mと135.5m(276.8ポイント)で、1回目の12位から6位にまで追い上げたものの、表彰台には届かなかった。
コフラーはファイナルラウンドで後退
アンドレアス・コフラー(オーストリア)は、1回目の134mで2位についており好調な出だしだったが、ファイナルで10mも飛距離が下がり274.2ポイントとなった。それでも健闘の7位だった。
マチェイ・コット(ポーランド)としても、130mと135m(272.4ポイント)で8位に入り満足の結果となった。
今季ジャンプ週間の王者、トーマス・ディートハルト(オーストリア)は269.7ポイントで、オーストリア勢の3位として9位につき、トップ10入りを果たした。オーストリア・チームからは他にシュテファン・クラフトとミヒャエル・ハイボックも13位と15位について、素晴らしいチーム成績となった。
アンダース・スティエルネン(ノルウェー)は269.3ポイントを獲得し、健闘の10位となった。
強豪スロベニア・チーム
スロベニア・チームも、3位のペーター・プレフツの他に、ロベルト・クラニエツが11位、今季W杯自己ベスト成績を出したツェネ・プレフツが16位に入り、好成績を収めた。同じくスロベニアのマチアス・プンゲルタルは23位で、今季初めてのW杯ポイント獲得となった。
リヒャルト・フライターク(独)はスキーフライング世界選手権は逃してしまったが、今回の14位で調子をあげていることを示した。ロシア勢で唯一ファイナルに進んだデニス・コルニロフは28位、ロベルト・デラセガは29位でイタリアにW杯ポイントを計上した。