01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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シュトッホは五輪、世界選手権、W杯総合の全タイトル制覇を狙う
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ワールドカップ(W杯)総合成績で、カミル・シュトッホ(ポーランド)が2位のペーター・プレフツ(スロベニア)に168ポイントの差をつけて首位に立っている。シュトッホは3/20(金)に行われるW杯プラニツァ大会(スロベニア)の個人戦第1試合で優勝すれば、総合優勝を確定することができる。
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シュトッホは、現在世界選手権ラージヒル王者のタイトルを保持しており、今季ソチ五輪でも2冠を果たした。シュトッホは世界選手権、五輪、W杯総合の全てで最低一つのタイトルを取る6人目のジャンパーになれるかもしれない(下の表を参照)。
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シュトッホが勝てば、W杯総合優勝を果たす2番目のポーランド人となる。これまでにW杯総合優勝を達成した唯一のポーランド人、アダム・マリシュはこのタイトルを4回取っている(2000/01年、2001/02年、2002/03年、2006/07年)。
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今季シュトッホは12回表彰台に上がっている。彼がもし今度のプラニツァ大会・個人戦で2試合とも上位3位までに入れれば、マリシュが果たしたワンシーズンに表彰台14回というポーランドの最高記録に並ぶことになる。
マリシュはこれを2000/01年と2001/02年のシーズンで達成している。
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2011年3月のプラニツァ大会がマリシュのW杯最後の試合となったが、そのスキーフライング戦でシュトッホは優勝している。シュトッホはプラニツァのラージヒル戦には一度も参戦していない。
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3/21(金)に行われる試合は、1998年3月以来初めてのプラニツァでのW杯ラージヒル戦となる。当時の試合では、日本の葛西紀明が優勝した。
世界選手権、五輪、W杯総合優勝数
名前 | 国籍 | 世界選手権 | 五輪 | W杯総合 |
Espen Bredesen | NOR | 1 | 1 | 1 |
Jens Weißflog | GER | 2 | 2 | 1 |
Matti Nykänen | FIN | 1 | 3 | 4 |
Thomas Morgenstern | AUT | 1 | 1 | 2 |
Simon Ammann | SUI | 1 | 4 | 1 |
Kamil Stoch | POL | 1 | 2 | ? |
シュリレンツァウアーは1つの開催地で6勝以上というニッカネンの記録に迫る
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グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)はW杯プラニツァ大会で5勝している(全てスキーフライング戦)。
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シュリレンツァウアーはマッチ・ニッカネン(フィンランド)と共に、一つの開催地で6勝以上をあげる唯一のジャンパーになれるかもしれない。ニッカネンはラハティで8回優勝、札幌で6回優勝を飾った。
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シュリレンツァウアーは5回優勝した他は一度も表彰台に立っていない。一つの開催地で5回優勝しているジャンパーが、それ以外では一度も表彰台に立っていないというのは、他に類を見ない。
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今週末(3/21~23)にシュリレンツァウアーが上位3位までに入れば、プラニツァ大会で表彰台登壇6回というプリモジュ・ウラガ(ユーゴスラビア)、アンドレアス・フェルダー(オーストリア)、アンドレアス・ゴールドベルガー(オーストリア)の記録に並ぶことができる。
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もしシュリレンツァウアーが今回の2試合両方で表彰台に立つことになれば、プラニツァで表彰台登壇7回というマリシュに並ぶ。そうすると、シュリレンツァウアーの表彰台数はマルティン・コッホ(オーストリア)より1回少ないということになる。
W杯1開催地で5勝以上の選手
優勝数 | 名前 | 国籍 | 開催地 |
8 | Matti Nykänen | FIN | Lahti |
6 | Matti Nykänen | FIN | Sapporo |
5 | Janne Ahonen | FIN | Engelberg |
5 | Janne Ahonen | FIN | Harrachov |
5 | Roar Ljoekelsoey | NOR | Sapporo |
5 | Adam Malysz | POL | Oslo |
5 | Gregor Schlierenzauer | AUT | Lillehammer |
5 | Gregor Schlierenzauer | AUT | Zakopane |
5 | Gregor Schlierenzauer | AUT | Planica |
シュリレンツァウアーはモルゲンシュテルンの団体戦記録に並ぶか?
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3/22(土)に行われる団体戦は、プラニツァのラージヒルで1995年以来初めて行われるW杯団体戦となる。
当時優勝したのは、17歳だったヤンネ・アホネンを含めたフィンランド・チームだった。
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シュリレンツァウアーはW杯団体戦で15勝しており、トーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)が樹立した16勝という記録に並ぶことができるかもしれない。
W杯団体戦の成績で上位5位まではオーストリア勢が占めており、モルゲンシュテルンとシュリレンツァウアーに続いて、アンドレアス・コフラー(14勝)、マルティン・コッホ(11勝)、ヴォルフガング・ロイツル(10勝)が入っている。
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2回の団体戦優勝も含め、シュリレンツァウアーはW杯プラニツァ大会で7勝している。今週末の試合で、一つの開催地で8勝というニッカネンのラハティ大会での記録に並ぶか、もしくは越えることができるかもしれない。
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オーストリアはプラニツァ大会団体戦で3回優勝しており、フィンランドの4勝に並ぶことができるかもしれない。
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スロベニア・チームは、今季団体戦で既に2回優勝を飾った。3/22(土)の団体戦でも勝つことができれば、2季連続で3勝を果たすことになる。
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スロベニアがこれを達成すれば、オーストリアに並んでW杯団体戦で2季で3勝以上を果たす唯一の国になれる。
オーストリアは、これまでにそれを3回達成している(2008/09年、2010/11年、2011/12年)。