01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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2/25(火)、2002年以来となるW杯ファールン大会(スウェーデン)が始まった。2015年のFISノルディックスキー世界選手権がファールンで行われることになっており、今大会はそのリハーサルとも言える。
選手たちは、2/25の公式トレーニングと予選で、この新しい世界選手権のジャンプ台を初めて試すことができた。
2/25(火)夜に行われた予選で、スロベニアのイェルネイ・ダムヤンが今ラウンド最長の122mを出し122.4ポイントで1位になった。
ルグネット・ジャンプ台(ラージヒル)で追い風を受けて、アンシ・コイブランタ(フィンランド)は120.2ポイント(120.5m)を出し2位に着いた。僅差で3位だったのは、同距離飛んだが119.9ポイントだったマチェイ・コット(ポーランド)。フィンランド勢は、もう一人ラウリ・アシカイネンが119.5mで4位に着き、好調だ。
その後にほんの数点差で続くのは、今日のドイツ勢トップだったアンドレアス・ヴァンク(120.5m、5位)とポーランドのダヴィド・クバツキー(119.5m、6位)だ。ドイツ・チームとポーランド・チームは予選を問題無く通過し、26日(水)の試合には全員が参戦することになる。
予選でオーストリア勢のトップだったのは、7位のシュテファン・クラフトで、チェコ勢トップだったロマン・コウデルカは8位だった。
本戦出場を決め喜んだのは、32位のキム・ヒュンキ(韓国)、34位のカレル・ヌルムサル(エストニア)、39位のニック・アレクサンダー(米)だった。
それに対して、ヴォルフガング・ロイツル(オーストリア)、ヤカ・フヴァラ(スロベニア)、清水礼留飛などは本戦進出を果たせなかった。
竹内択は117.5mのジャンプの後転倒したが、幸い怪我は無かったようだ。竹内は44位になったものの、飛距離を伸ばせたため本戦参加が決まった。
引き続き強いシュトッホ
予選免除組の中で最長飛距離の129.5mを出したのは、オリンピック2冠のカミル・シュトッホ(ポーランド)だった。シュトッホは、既にトレーニングから素晴らしい成績で、ファールンのジャンプ台とも相性が良いようだ。シュトッホに続いたのは、オーストリア勢の二人、トーマス・ディートハルトとグレゴア・シュリレンツァウアー(124m)で、その後にドイツのセヴェリン・フロインド(123m)、ドイツのアンドレアス・ヴェリンガー(122m)が続いた。
葛西紀明は2/25のトレーニングと予選には不参加だったものの、本戦には出場する予定だ。このスウェーデン大会に参加しないのは、今季残りの試合を欠場することを決めたトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)と、ソチ五輪で膝に負傷したロベルト・クラニエツ(スロベニア)だ。
W杯ファールン大会、個人戦本戦は、2/26(水)16:30(日本時間、翌0:30)から行われる予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本との時差は-8時間です。