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大荒れのザコパネ大会、バルダルが優勝

作成: 19.01.2014 18:45 / cy

雨が降る、風が吹く、水がアプローチに入り、長いブレイク、ファイナルラウンドはキャンセル・・・

ワールドカップ男子ザコパネ大会(ポーランド)個人戦は、スキージャンプの楽しみをそぐ要素なんでもありの試合となってしまった。

それでも、約3時間かかった試合を経て、アンダース・バルダル(ノルウェー)が優勝という結果は出せた。バルダルは、天候条件を味方につけて、131.5mのジャンプで127.0ポイントを出し、2位のペーター・プレフツ(スロベニア)と3位のリヒャルト・フライターク(独)を抑えて優勝を手にした。

ここ数週間好調を保っているプレフツは、124.5m、124.7ポイントで、3位のフライタークに2.6ポイント差だった。調子が出てきたフライタークは129.0m飛んで、4位に着いた同胞、マリヌス・クラウス(130.0m)に0.7ポイント差だった。

 

ザコパネ大会個人戦 トップ3のコメント

 

 

マキシモキンはW杯自己最高成績

ロシアのミカイル・マキシモキンは130.5m、119.8ポイントで5位となり、W杯自己ベスト成績だったが、風の運にかなり助けられた結果だった。今日の試合は、最初から難しい天候条件が影を落としていた。強くて変わりやすい風が、秒速5mの追い風と思えば秒速4mの向かい風と吹き、その上の雨も降って選手達を苦しめた。 予定されていたトライアルラウンドも中止となった。時間が経つにつれ、運試しゲームの様相が強くなり、幸運に浴したのは数少ない選手だけだった。

前日の団体戦では風の女神に守られなかったドイツ・チームは、今日は数人だけがハズレを引くに止まった。そうしてセヴェリン・フロインドは117.0ポイントで6位と上位に着くことができた。

1/16(木)のヴィスワ大会で3位だったミヒャエル・ハイボック(オーストリア)も、フライタークに0.3ポイント差でトップ10内の7位に滑り込めた。トーマス・ナグリッチ(スロベニア)も運を味方につけ116.3ポイントで8位となり、W杯自己ベストとなった。フィンランドのアンシ・コイブランタ(116.2ポイント)が9位、ポーランド勢トップだったマチェイ・コットとアンドレアス・コフラー(オーストリア)が115.7ポイントの同点で10位に着いた。

 

踏んだり蹴ったりだったヴェリンガーとディートハルト

特に悪条件だったのは、今季ジャンプ週間総合優勝のトーマス・ディートハルト(オーストリア)とヴィスワ大会の勝者アンドレアス・ヴェリンガー(独)に出番が回ってきた時だった。アプローチ滑走面の雨水によってスピードが出ず、他の選手と比べ秒速3km以上の差が出てしまった。その条件下ではチャンスが無いに等しい。ジュリーの判断で、ディートハルトとヴェリンガーに2回目の挑戦が許された。公平さを求めた対処によっても優勝は無理だった。助走距離を縮めての2回目の試みでも、条件は良くならず、ディートハルトは43位、ヴェリンガーは最下位の50位に終わった。


ストッホとシュリレンツァウアーもかなりの順位落ち
W杯総合トップのカミル・ストッホですら、この天候条件には敵わず17位となった。ストッホにとって救いだったのは、一番の追手であるグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)も12位で、差をあまり縮められなかったことだ。

こういう日は幸運・不運は紙一重。こいう時だからこそ、順位を上げられたのは、ロナン・ラミー=シャブイ(仏)。18位でW杯自己ベスト成績を出せ喜んだ。アントニン・ハイエク(チェコ)とダヴィデ・ブレサドラ(伊)も24位と26位で、珍しくW杯ポイント加算の栄誉に浴した。


ワールドカップは来週末の札幌大会(日本)へと続く。チームによっては、二軍選手だけを極東に旅させることになるだろう。2週間後にはオリンピックのリハーサルとなるヴィリンゲン大会(独)が行われる予定だ。

 

W杯男子ザコパネ大会個人戦:結果(PDF)

 

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