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W杯ザコパネ大会・注目データ

作成: 17.01.2014 15:17 / cy

W杯団体戦、全4試合中の2試合目となるザコパネ大会

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ザコパネ大会(ポーランド)では、今季2013/14年に行われる団体戦、全4試合のうちの2試合目が行われる。ワールドカップ団体戦1回目は、11月の開幕戦・クリンゲンタール大会(ドイツ)で行われた。残る2回の団体戦はラハティ(フィンランド)とプラニツァ(スロベニア)で3月に予定されている。

 

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クリンゲンタール大会では、1位がスロベニア(ユーリ・テペシュ、ロベルト・クラニエッツ、ヤカ・フヴァラ、ペーター・プレフツ)、2位がドイツ(アンドレアス・ヴァンク、カール・ガイガー、アンドレアス・ヴェリンガー、セヴェリン・フロインド)、3位が日本(竹内択、伊東大貴、清水礼留飛、葛西紀明)だった。

Team Slowenien

 

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W杯ラージヒルの過去5回の団体戦で、スロベニアが3勝、ドイツが2勝している。それ以前に団体戦優勝を果たしたのは、2012年2月のヴィリンゲン戦でノルウェー、2011年11月のクーサモ戦でのオーストリアだった。

 

 

団体戦で優勢なスロベニア

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スロベニアは、過去6回のW杯団体戦のうち、前回の2回も含め、4回優勝している。

 

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ラージヒルでは、スロベニアは過去4戦のうち、前シーズンのザコパネ大会も含め3勝している。

 

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2012年2月19日には、スロベニアがスキージャンプ・オーバースドルフ大会で初のW杯団体優勝をあげている。それも含め、団体戦10回中5回もスロベニアが優勝している。

 

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スロベニア選手のユーリ・テペシュ、ロベルト・クラニエッツ、ペーター・プレフツは、この優勝した全5試合に参戦している。他はヤカ・フヴァラが3回、アンドラス・ポグライチとユレ・シンコヴェッチがそれぞれ1回参戦している。

 

 

今回の開催国ポーランドはW杯団体戦初優勝を狙う

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ポーランドが勝てば、W杯団体戦では初優勝となる。

 

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ラージヒル団体でのポーランドの最高成績は、前シーズンのザコパネ大会で取った2位だった。ポーランドはW杯ラージヒル団体で3回3位になっている。

 

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ポーランドは、W杯総合首位のカミル・ストッホと今季のW杯勝者二人(クリストフ・ビーグンとヤン・ジオブロ)を擁し、唯一のW杯総合優勝(4回)を果たしたアダム・マリッシュを出している。

 

 

引き続き表彰台数を伸ばしたいドイツ・チーム

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ドイツは、過去3回のW杯ラージヒル団体戦で、毎回表彰台を達成している唯一の国である。

 

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ドイツが最後に上位3位までに入らなかったのは、昨シーズンのザコパネ大会で4位だった。

 

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その時の4位以降、ヴィリンゲン戦(独、2013年2月)で3位、ラハティ戦(フィンランド、2013年3月)で1位、クリンゲンタールで2位を収めている。

 

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ドイツは過去6回のW杯ラージヒル団体戦で、5回表彰台を達成しており(1位2回、2位1回、3位2回)、先に述べたザコパネ戦が唯一の例外だった。

 

 

ザコパネで36回目のW杯個人戦

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今回が、ザコパネで行われるW杯個人戦の36回目となる。最初のザコパネ大会勝者は、1980年のスタニスワフ・ボバック(ポーランド、ノーマルヒル)とピオトル・フィヤス(ポーランド、ラージヒル)だった。

 

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前シーズンのザコパネ戦では、1位がアンダッシュ・ヤコブセン(ノルウェー)、2位がアンダース・バルダル(ノルウェー)、3位がカミル・ストッホ(ポーランド)だった。

 

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この時のヤコブセンの優勝が、今のところフィンランド・チームの最後のW杯優勝となっている。それ以来、W杯個人戦は30試合があったが、ノルウェーは優勝をつかめずにいる。

 

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カミル・ストッホ(ポーランド)はザコパネで2回優勝している(2011年と2012年)。ザコパネでそれ以上の優勝を収めているのは、5勝のグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)、4勝のアダム・マリシュ(ポーランド)、3勝のマッチ・ハウタマキの3選手だけである。

 

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ストッホは今冬、ティティゼー=ノイシュタットとエンゲルベルクで2回優勝を飾った。同胞のクリストフ・ビーグン(クリンゲンタール戦)とヤン・ジオブロ(エンゲルベルク)も今季、優勝を収めた。ポーランド・チームはこれで、ワンシーズンで史上初3人の優勝者を出したことになる。

 

 

W杯総合首位のストッホは2位との差を広げたいところだ

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1/16(木)のヴィスワ大会で、ストッホは707ポイントで2位との差を広げた。これでストッホは、2位の強敵、シュリレンツァウアー(648ポイント)に59ポイントの差をつけた。

 

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W杯総合の上位7位はそれぞれ違う国が占めている:

1位ストッホ(ポーランド、707ポイント)、2位シュリレンツァウアー(オーストリア、648ポイント)、3位シモン・アマン(スイス。608ポイント)、4位ペーター・プレフツ(スロベニア、552ポイント)、5位葛西紀明(日本、546ポイント)、6位アンダース・バルダル(ノルウェー、498ポイント)、7位アンドレアス・ヴェリンガー(独、492ポイント)。

 

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ポーランド人として、過去唯一W杯総合優勝を果たしたのはマリシュで、このタイトルを4回取っている(2000/01年、2001/02年、2002/03年、2006/07年)。

 

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ストッホは、今季既にティティゼー=ノイシュタットとエンゲルベルクで優勝している。ストッホはあと1勝で、自己W杯最多優勝記録に並ぶことになる。ストッホは2010/11年に3回優勝を果たしている。

 

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今シーズン、自国での試合で優勝を飾れたのは、唯一オーストリアのトーマス・ディートハルト(ビショフスホーフェン)だけである。

 

 

ヴェリンガーは次なる上位を狙う

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1/16(木)にヴィスワ大会で、アンドレアス・ヴェリンガー(独)が初のW杯個人優勝を果たした。ヴェリンガーは、2012年11月にクーサモ大会団体戦に参戦し、優勝している。

 

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ヴェリンガーは、これまで3回2位になったいるが(前回は2013年12月エンゲルベルク大会)、ヴィスワでの優勝で、W杯自己最高成績を立てた。

 

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ヴェリンガーが今回の試合で勝てば、今シーズン初のラージヒル戦2連勝を果たす選手となる(シュリレンツァウアーはクーサモとリレハンメルで優勝したが、リレハンメルはノーマルヒルだった)。最近でノーマルヒルの2連勝を達成したのはストッホ(2013年3月のクオピオとトロンハイム)だった。

 

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最後にザコパネで優勝したドイツ人は、2004年1月に勝ったミヒャエル・ウアマンだった。ザコパネ大会で最も優勝しているのは個人戦9勝のオーストリアで、次が8勝のポーランド、5勝のドイツと続いている。

 

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既に一度、1月19日にW杯ザコパネ大会が行われたことがある。2003年1月当時、優勝したのはドイツのスヴェン・ハンナヴァルトだった。

 

 

あと1勝でシュリレンツァウアーはニッカネンを越える

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グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)は、今季3回目の優勝を是非とも手にしたいところだ。あと1勝で、8季に渡りワンシーズンに最低3勝という新記録を立てることができる。シュリレンツァウアーはこれまで2006/07年以降、毎シーズンこれを達成してきた。

 

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シュリレンツァウアーは、「W杯7シーズンに渡り最低3回優勝」という記録をマッチ・ニッカネン(フィンランド、1981/82年~1987/88年)と並んで達成している。

 

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