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W杯女子 蔵王大会、ジャンプ台改修

作成: 15.01.2014 07:30 / cy

蔵王ジャンプ台改修について

 

蔵王ジャンプ台は、昭和53年の建設後、日本で初めてのインタースキーを皮切りに、3回の冬季国体、国際蔵王ジャンプ大会や女子ワールドカップ等、数多くの大会を開催してきました。これまでも数回の改修を重ねて来ましたが、当初の建設から30数年を経過し劣化が著しく、ワールドカップ開催時の整備作業等においては多大な労力と危険を伴っている状況にあったため、大規模改修を行いました。

 

 

<改修後の蔵王ジャンプ台の特徴>

①新ルール(2008年改正)による助走路形状(クロソイドカーブ)について

旧ルールによる助走路では、スタート後、急斜面を一定距離滑り降りた後、一定のRに移行するタイプであったため、選手に対し急激なGの変化がありました。

新ルールの助走路では、スタート直後にクロソイドカーブへ移行し、徐々に斜度の変化がきつくなるため、選手に対しかかるGが徐々に増すため安全ですが、Gの変動を感じづらくなるためタイミングを計る事が難しく、実力差のでやすいジャンプ台となりました。なお、2014年ソチオリンピックで使用されるジャンプ台もこの形状を採用しています。

※日本では蔵王ジャンプ台のみ

  

②クーリングシステム(冷却装置)について

ワールドカップを開催するジャンプ台の助走路へのクーリングシステム設置が義務化されました。従来は、雪で固めた助走路に2本の溝を入れ、液体窒素を使用して氷のレールを作っておりましたが、作業に危険が伴う事と、ガタツキの無い平らなレールを作ることが非常に難しく、相当な労力と時間を要していました。

滑走面の下に冷媒を通し、レール(氷)を冷やす事で、気温上昇や直射日光による溶解を防ぐ事ができ、同一条件での競技が出来る他、多くの選手がジャンプしても助走路の氷面が削られず、安定した競技運営が出来るようになります。

 

新旧比較(蔵王ジャンプ台)

 

変更箇所

飛出し角度

10°

11°

移行曲線

R=78m

クロソイド曲線

助走路長

82m

93.3m

 

 

 

 

 

 

変更の無い部分

最大斜度

助走路

35°

着地斜面

36.5°

ジャンプ台の大きさ

K=90m

 

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