01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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ドイツのセヴェリン・フロインドはここフィンランドのクウサモ大会でイエロービブを奪還した。ファーストラウンド1位のスロベニア人ヤカ・フヴァラが97mと大失敗のジャンプに終わり、フロインドはこの劇的な試合で優勝を飾った。
ラストビュッヒェル出身、24歳のフロインドは凍るような気温マイナス15度の中、134.5mと135.5mで266.1ポイントのジャンプをした。「リーダービブにこんなに早くに戻れたことは本当にいい気分。1本目は自分でも本当に良いジャンプをしたと思う。札幌とクウサモは特別な場所で、当たれば良いが、外れることもある。今日は当たった。」と今季W杯3戦目のあとにフロインドは喜びを語った。
ロシアのディミトリー・ヴァジリエフ、このベテラン選手が表彰台に上ったのは2009年プラニッツァが最後である。団体戦でもすでに好調だったが今日も強さを見せた。136mと132m、最終的に265.4ポイントで2位。「今日はとくに踏切が良かった。私にとっては素晴らしい大会だった。」と自国開催のW杯、ソチ大会前にいい結果をだせたことを喜んだ。「ソチのノーマルヒルはまだ飛んだことがないけれど、そこでも良いジャンプを見せたい。」とこのロシア選手は話した。
ゆっくりではあるが、また昔の強さを取り戻しつつあるスイスのシモン・アマン、この31歳のトッゲンブルグスキークラブ所属の選手は135mと130.5mの飛距離をだし、255.7ポイントで3位。「自信をつけることが出来た。3位争いは激しかったが私には少しラッキーさもあった。難しい条件でも強気に攻めることが自分自身でわかったので満足している。」
グレゴア・シュリーレンツァウアーはファーストラウンド終了時点で3位と表彰台の可能性があったが、ファイナルで128.5mでシモン・アマンに1.6ポイント差で4位。オーストリアはその他アンドレアス・コフラー(8位)、ヴォルフガング・ロイツル(9位)とトップ10に3人入った。マニュエル・フェットナーは11位と惜しくもトップ10入りはならなかったがアレクサンダー・ポイントナーは改めてチームの強さをアピールできた。
ドイツの若手アンドレアス・ウェリンガーは再び好成績を出し、リラハンメルでのノーマルヒルのとき同様で5位と素晴らしい調子をここでも見せた。その他のドイツ選手では夏のグランプリ大会総合優勝をしたアンドレアス・ヴァンクが16位と冬のW杯ポイントを今シーズン初めて獲得した。
日本チームの今日の個人戦ベストは竹内択で6位、7位には葛西紀明が入り、この選手は40歳でも上位に食い込めることを証明した。ノルウェーはあまり満足の行かない結果でアンダース・バルダルの10位がチームベスととなった。
ヤカ・フヴァラは金曜日のチーム戦で素晴らしい大ジャンプをみせ、注目されていたが、今日の1本目でも今日の最長飛距離の141mを飛び、1位でファイナルに臨んだ。ファイナルではその強さを持続出来ず、97mに落ちてしまいこの19歳選手は24位に終わった。
モルゲンシュテルンはノーポイント
ファーストラウンドでは有名どころの選手も外してしまい、トーマス・モルゲンシュテルンは111.5m(89.4m)と決勝に進めず、イエロービブを手放すことになった。「自分でも自分のジャンプがどうしたのかわからない。下に押し付けられたような感じがした。」とモルゲンシュテルンはジャンプのあとにコメントした。W杯総合3位でクウサモ大会に出場したノルウェーのアンダース・ファネメル102mのジャンプでファイナルに進出出来なかった。
ルーカス・クルチェック率いるポーランドチームはまたもや全く振るなかった。カミル・シュトッホが予選クリア出来なかったのに続き、今日のポーランド選手はダビッド・クバッキの30位が最高と不調が続いている。