01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
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12月7日(土)、ワールドカップ男子ヴィスワ大会(ポーランド)の第1戦が開催され、オーストリアのダニエル・チョフェーニック がワールドカップ初優勝を飾った。
ハイレベルな今日の試合で22歳のチョフェーニックは、スイスのグレゴア・デシュヴァンデンを2位に、ドイツのピウス・パシュケを3位に抑えて勝利を決めた。
パシュケはワールドカップ総合首位の座を守った。
今日2本とも最長飛距離を出したチョフェーニックは、「今日のジャンプは本当にうまくいった。自己最高のジャンプに近い出来だった」と話した。
スイスのグレゴア・デシュヴァンデンはチョフェーニックにわずか1.4点差で2位となった。デシュヴァンデンにとっては2023年クリンゲンタール戦以来、通算2度目の2位入賞だった。33歳のデシュヴァンデンはまだ一度もワールドカップ(W杯)優勝を果たしていないものの、現在の好調さを見るといつ初勝利を飾ってもおかしくない。
今日のレベルの高い試合で3位となったピウス・パシュケは、またも今シーズンに入って以来見せている好調さを裏付けた。今日の勝者との差はわずか2.9ポイントだった。
パシュケは、「今日3位入賞できて満足している。かなりハードに取り組んできたし、ハイレベルなジャンプができている。他の選手も本当にうまい。だから自分のパフォーマンスに集中して、もっとうまく飛べるように努力したい」と更なる意欲を見せた。
今季が開幕してから5試合を終えた現時点で、パシュケは合計376ポイントでW杯総合首位につけている。今日の勝利で2位に浮上したダニエル・チョフェーニックは46点差で続いている。
オーストリアチームからは他にも、ヤン・ホアルが4位、シュテファン・クラフトが7位、ミヒャエル・ハイボックが12位、マヌエル・フェットナーが13位、そしてマキシミリアン・オルトナーも15位となり、6人もトップ15に入り、今日も強い団体成績を収めた。
ノルウェーチームもクリストファー=エリクセン・スンダルが5位、ハルヴォア=エグナー・グラネルードが6位、フレドリク・ヴィルムスタッドが9位で、トップテンに3人の選手が入り、調子を上げている様子だ。
日本勢のトップは10位の二階堂蓮だった。二階堂は1本目では3位につけており表彰台を狙えるかと思われたが、2本目で条件に恵まれず順位を落とした。日曜に開催される第2戦では表彰台に上がりたいものだ。
小林陵侑は23位、中村直幹は29位に入った。小林潤志郎は45位だった。
ドイツチームからはパシュケの他にカール・ガイガーが8位、フィリップ・ライムンドが14位、 シュテファン・ライエが18位、そしてアンドレアス・ヴェリンガーが22位となり、好成績となった。
12月6日(金)の練習中に転倒したアメリカのジェイソン・コルビーは鎖骨骨折と診断され、帰国することになった。アメリカチームは、18歳のコルビーがレイクプラシッドで開催されるジュニア世界選手権までには復帰できることを祈るばかりだ。
ヴィスワ大会の第2戦は12月8日(日)15:15(日本時間23:15)から開催される予定となっている。
W杯男子総合得点トップテン(5試合を終えた2024年12月7日現在)
順位 | 名前 | 国 | 総合 | |
01 | Paschke, Pius | 376 | 0 | |
02 | Tschofenig, Daniel | 330 | 2 | |
03 | Hoerl, Jan | 286 | 0 | |
04 | Kraft, Stefan | 276 | 2 | |
05 | Deschwanden, Gregor | 221 | 2 | |
06 | Wellinger, Andreas | 212 | 1 | |
07 | Sundal, Kristoffer Eriksen | 175 | 1 | |
08 | Ortner, Maximilian | 159 | 2 | |
09 | Geiger, Karl | 131 | 0 | |
10 | Lindvik, Marius | 106 | 0 |
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。