01 | Wellinger, A. | 247.5 | ||
02 | Hoerl, J. | 246.6 | ||
03 | Kraft, S. | 239.4 | ||
04 | Tschofenig, D. | 238.5 | ||
05 | Wasek, P. | 235.3 | ||
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3月24日(日)スロベニア・プラニツァにて、ペーター・プレウツ(スロベニア)、シュテファン・クラフトそしてダニエル・フーバー(ともにオーストリア)の3人が2023/24スキージャンプシーズン閉幕を華々しく彩った。
プレウツは熱狂的な2万人の観客を前に、現役最後の試合を6位入賞で締めくくり、クラフトは堂々のワールドカップ総合王者となり、そしてダニエル・フーバーは息を呑むようなフライトショーを見せて、同胞のクラフトからスキーフライング総合首位の座をかっさらった。
シーズン最終・プラニツァ大会:フォトギャラリー
シーズン終盤のダニエル・フーバー(オーストリア)のパフォーマンスは際立っていた。
今シーズン最も強かった30人の選手による今季最後の試合でフーバーは、2位のドーメン・プレウツ(スロベニア、ペーター・プレウツの弟)には43.3点差、3位のアレクサンダー・ツニショル(ポーランド)には約50点もの差をつけて優勝した。
3月24日(日)のプラニツァ戦で、フーバーはダントツのパフォーマンスを見せた。
今日の圧倒的な勝利でフーバーは、昨日まで首位だったシュテファン・クラフト(最終戦では4位)を逆転し3点差をつけてスキーフライング・ワールドカップ(W杯)総合優勝を掴み取った。
更にフーバーは、プラニツァ7の総合優勝(最終大会の全7本のジャンプの合計点で競われる)も飾り、2万スイスフラン(約337万円)の賞金を獲得した。
今日の勝者であり、スキーフライングW杯王者となったフーバーは、「信じられない。今日はまた完璧な一日になった。今シーズン最後の数週間は素晴らしかった。今日の授賞式では涙がこぼれそうだった。この成功を支え、協力してくれた全ての人に心から感謝の気持ちを伝えたい。本当に皆に伝えたい。今ここで起きたことを言葉でまとめるのはとても難しい」と、圧倒された様子でインタビューに答えた。
フーバーにとってはW杯通算3勝目で、前回の勝利はちょうど一週間前のRAW AIRノルウェーツアー最終試合、ヴィケルスンのフライング戦で飾っていた。
2023/24 スキーフライングW杯総合 最終ランキング
1位 | D. フーバー | 429 | 2 | |
2位 | S. クラフト | 426 | 1 | |
3位 | P. プレウツ | 382 | 1 | |
4位 | T. ザイツ | 296 | 0 | |
5位 | D. プレウツ | 270 | 0 | |
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スキージャンプW杯総合を制したシュテファン・クラフトは、「今シーズンについて、あと何を言ったら良いだろうか。スキーフライングW杯総合のクリスタルトロフィーを3点差で逃したのはスポーツ選手として少し痛いところではあるのは認める。でも僕の鼻先からトロフィーを奪ったのがフービー(ダニエル・フーバー)だったら誰よりも許せる。ダニエル(フーバー)は今日勝つべくして勝ったし、今大会で信じられないぐらい強いフライトを決めていた。僕は全力で闘ったけど、今日のドーメン(プレウツ)とアレクサンダー(ツニショル)もものものすごく強かった。僕にとって信じれれないような冬季だったし、W杯総合優勝を決めることができた自分をとても誇りに思う」と、話した。
クラフトにとっては、2016/17と2019/20シーズンに続く3度目のW杯総合優勝となった。
ポーランドのピオトル・ジーワは健闘の5位で今季終幕を迎え、ペーター・プレウツ(スロベニア)は6位で素晴らしいキャリアを締めくくった。
今季終了をもって引退することを発表していたプレウツは、今週末のプラニツァ大会で最も感動的なシーンを見せてくれた。
ノルウェーの3人 ロバート・ヨハンソン、ヨハン=アンドレ・フォアファング、マリウス・リンヴィクは最終戦でで7位、8位、9位となり、上々のシーズン終了となった。
22日(金)のプラニツァ個人第1戦と同じく、今日もドイツ勢のトップはピウス・パシュケで13位だった。アンドレアス・ヴェリンガーは14位に続いた。
アメリカのエリック・ベルショーは17位で、大活躍だった今季を締めくくった。
イタリアのアレックス・インサムは今日は18位、W杯総合では27位となり、満足のいく結果を収めた。
2023/24 スキージャンプW杯総合 最終ランキング
1位 | S. クラフト | 2149 | 0 | |
2位 | 小林陵侑 | 1673 | 0 | |
3位 | A. ヴェリンガー | 1488 | 0 | |
4位 | J. ホアル | 1140 | 0 | |
5位 | P. プレウツ | 1071 | 0 | |
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国別総合 オーストリアが堂々の首位
すでに数日前には国別得点で、オーストリアチームが圧倒的な総合優勝を飾ることが決まっていた。
ヘッドコーチのアンドレアス・ヴィドホルツルが率いるオーストリアチームは今シーズン、圧巻のパフォーマンスを見せた。
スキージャンプ・ネーションズカップ 最終結果
1位 | オーストリア | 8149 | 0 | |
2位 | スロベニア | 5142 | 0 | |
3位 | ドイツ | 5022 | 0 | |
4位 | ノルウェー | 4360 | 0 | |
5位 | 日本 | 3275 | 0 | |
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※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は-8時間です。