
01 | Lanisek, A. | ![]() |
482.1 | |
02 | Prevc, D. | ![]() |
475.0 | |
03 | Wellinger, A. | ![]() |
455.8 | |
04 | Tschofenig, D. | ![]() |
451.6 | |
05 | Kobayashi, R. | ![]() |
449.4 | |
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ワールドカップ史上初の女子スキーフライング戦が3月17日(日)にヴィケルスン(ノルウェー)で開催され、ノルウェーのアイリン=マリア・クヴァンダルが優勝した。クヴァンダルは202mと212mの飛翔で、同僚のシリエ・オプセッツを2位に、スロベニアのエマ・クリネッチを3位に抑えた。
オプセッツは230.5mのジャンプで世界新記録を達成した。
フライング戦に理想的な快晴に恵まれたヴィケルスンの一日は、恐怖と不安で幕を開けた。トライアルラウンドで、ノルウェーのシリエ・オプセッツが記録的な236mのジャンプをとんだ後、着地の際に転倒して顔に負傷したのだ。
顔中血まみれになったものの、怪我は幸い深刻なものではなく、オプセッツはその後すぐに本戦に出場することができた。
ワールドカップ(W杯)通算7勝のオプセッツ(24歳)は転倒をものともしない様子で、本戦1本目で203mを飛んで、首位のアイリン=マリア・クヴァンダルに続く2位で折り返した。そして2本目では230.5mの信じられないような新記録を立てた。
その後、今日の最終ジャンパー、クヴァンダルがスタートバーを3つ下げて飛んで212mの飛翔を収め、今日の勝利とRAW AIRノルウェーツアー女子総合優勝を決めた。
しかし、史上初の女子スキーフライング戦で最も注目を集めたのは、大転倒の後に世界新記録を立てたシリエ・オプセッツだった。
ヴィケルスンの女子フライング第1戦の勝利と2024年女子RAW AIR総合王者のタイトル(そして賞金4万ユーロ)を手にしたのは、10日間にわたるRAW AIRの期間中に圧倒的な強さを見せたアイリン=マリア・クヴァンダルだった。
クヴァンダルはRAW AIR総合得点1,790.4ポイントで、同胞のオプセッツ(1,638.5ポイント)とオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒ(1,634.9ポイント)に余裕の差をつけて総合優勝を飾った。
ニカ・プレウツ W杯総合V確定
2023/24シーズンの女子W杯総合優勝は、早くもスロベニアのニカ・プレウツに決まった。
あと1試合を残すばかりとなった現時点で、2日前(3/15)に19歳の誕生日を祝ったニカ・プレウツが1,394ポイントをマークしており、2位の エヴァ・ピンケルニッヒ(1,205ポイント)がプレウツを逆転する可能性はなくなった。
女子の最終戦は、3月21日(木)にスロベニアのプラニツァ・ノーマルヒルにて開催される予定となっている。
2024年 女子 RAW AIR トップ5
1位 | E. クヴァンダル | ![]() |
1790.4 | 0 |
2位 | S. オプセッツ | ![]() |
1638.4 | 5 |
3位 | E. ピンケルニッヒ | ![]() |
1634.9 | 1 |
4位 | K. シュミット | ![]() |
1599.6 | 0 |
5位 | N. プレウツ | ![]() |
1579.0 | 2 |
フライングW杯女子ヴィケルスン大会 トップ5
1位 | E. クヴァンダル | ![]() |
431.2 |
2位 | S. オプセッツ | ![]() |
425.2 |
3位 | E. クリネッチ | ![]() |
375.9 |
4位 | K. シュミット | ![]() |
355.2 |
5位 | 伊藤有希 | ![]() |
348.1 |
W杯女子総合ランキング(ヴィケルスン大会後)
1位 | N. プレウツ | ![]() |
1394 | 0 |
2位 | E. ピンケルニッヒ | ![]() |
1205 | 0 |
3位 | 伊藤有希 | ![]() |
986 | 0 |
4位 | A. ルティート | ![]() |
950 | 0 |
5位 | J.ザイフリーツベルガー | ![]() |
895 | 0 |
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※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本から時差は−8時間です。