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札幌第2戦 ドーメン・プレウツ5年ぶりの勝利、小林陵侑2位

作成: 18.02.2024 04:59 / hn

ワールドカップ男子札幌大会(北海道)で2月18日(日)、ヒルサイズ137mの大倉山ジャンプ台にて第2戦が行われ、スロベニアのドーメン・プレウツが2019年ヴィケルスン大会以来、5年ぶりの勝利を挙げた。 

前日の第1戦に続き今日も2位は開催国日本の小林陵侑だった。ノルウェーのクリストファー=エリクセン・スンダルは3位で、2度目の表彰台入りを果たした。

ドーメン・プレウツは、「この札幌のジャンプ台が大好き。今週末は最初からずっとうまくいっていたけど、今日の3本のジャンプは特にうまくいった」と喜び、「自分がまた優勝できるということが分かったというのは、とても素晴らしい気分。 それでも今大事にしたいのは、これからの数週間やるべきことにおいて集中を切らさないこと」と、話した。

プレウツは136.5mと139.5mのジャンプで計273.6ポイントをマークして、地元日本の小林陵侑(133mと139m、計269.8ポイント)を抑え、ワールドカップ(W杯)通算6勝目を祝った。

ドーメン・プレウツの今日の勝利は2019年のヴィケルスン以来5年ぶりで、それ以前の4勝は2016年のシーズン序盤に飾った4連勝だった。


小林陵侑にとっては、今季9度目の2位入賞だった。そのうちの4回は年末年始にかけて開催されたジャンプ週間で果たされ、小林は1度も優勝することなくジャンプ週間総合王者となった。


今日3位になったクリストファー=エリクセン・スンダル(ノルウェー)は、2週間前のヴィリンゲン大会(ドイツ)でも3位となり初の表彰台入りを果たしていた。

オーストリアチームからは、シュテファン・クラフトマヌエル・フェットナーヤン・ホアルが4位から6位に並び、またも強い団体成績を収めた。


二階堂蓮は7位でトップテン入りした。

スロベニアの2人ペーター・プレウツ(ドーメン・プレウツの兄)とロヴロ・コスが8位・9位に続き、ノルウェーのベンヤミン・オストフォルトが10位で札幌大会2日目のトップテンを締めくくった。


ドイツ勢のトップは12位になったカール・ガイガーで、アンドレアス・ヴェリンガーは16位に甘んじた。

Kristoffer Sundal

 

日本チームからは他に小林潤志郎が32位、佐藤慧一が37位、レジェンド葛西紀明が43位、竹内択が46位、坂野旭飛が47位となった。

全リザルト


W杯総合成績では、シュテファン・クラフト(オーストリア)が1,386ポイントで引き続き首位、小林陵侑が1,181ポイントで総合2位、3位には1,102ポイントでアンドレアス・ヴェリンガーが続いている。


ジャンプ男子のW杯は、来週末のドイツ・オーバーストドルフでのスキーフライング大会へと続く。

オーバーストドルフ大会では個人戦が2試合とスーパーチーム戦1試合、計3試合が予定されている。

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は-8時間です。

Ryoyu Kobayashi

 

ギャラリー

Sapporo QUALI FREITAG
16.02.2024 16:22
Sapporo Sunday
19.02.2024 08:08

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平均飛距離
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K点越えジャンプ
44.7%
ネーション数
13
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4
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6
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10.02.24
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