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元旦ジャンプ ラニセク優勝 小林陵侑2位

作成: 01.01.2024 16:42 / hn

第72回ジャンプ週間の2試合目、元旦ジャンプがドイツ、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンで開催され、スロベニアのアンツェ・ラニセクが優勝した。2位は日本の小林陵侑、3位はドイツのアンドレアス・ヴェリンガーだった。ジャンプ週間総合成績ではアンドレアス・ヴェリンガーが引き続き首位、小林陵侑がわずか1.8点差で2位に続き、3位はオーストリアのシュテファン・クラフトとなっている。

ラニセクは、「自分の願うようなレベルのジャンプを今日収めることができて、この上なく嬉しい。昨日の予選の時点でもうまくいっていたし、今日のファイナルジャンプは本当にうまく決まった」と、試合後のインタビューに答えた。

27歳のラニセクはオーバーストドルフでの開幕戦では18位だったが、今日の勝利のおかげでジャンプ週間総合で12ランクアップして6位まで追い上げた。


今季のジャンプ週間総合トップは引き続きアンドレアス・ヴェリンガー、2位には今日の試合で2位だった小林陵侑がわずか1.8点差で続いている。

シュテファン・クラフト(今日は6位)はジャンプ週間総合3位で、全4試合中の2試合が終わった現時点のヴェリンガーとの差は23.4点だ。


ヴェリンガーは、「素晴らしい新年のスタートとなった。これからもこうあって欲しい。今日ここパルテンキルヒェンで良いパフォーマンスができてものすごく嬉しい。次のインスブルック戦でも今日のようなジャンプを見せられたらと思う。(インスブルックの)ベルクイーゼル・シャンツェでは、一番ツイている選手じゃなくて、一番うまい選手が勝つ試合であって欲しい」と、話した。


ドイツのヘッドコーチ、ホルンガッハーは、「アンディ(ヴェリンガー)のジャンプはとても良かった。昨日の予選では問題だった着地も、今日はとてもうまく調整して成功した。今日彼が3位に入れてとても嬉しい。ジャンプ週間は、いつも通り上位がものすごく拮抗している。今度のインスブルック戦でも良いジャンプができるようにしたい」と、試合後に語った。


オーストリアチームは、マヌエル・フェットナーが4位、ヤン・ホアルが5位、シュテファン・クラフトが6位、ミヒャエル・ハイボックが8位、クレメンス・アイグナーも12位に入り、堂々の団体成績を収めた。

ノルウェー勢の今日のトップはマリウス・リンヴィクで7位だった。

Ryoyu Kobayashi

 

日本チームからは2位の小林陵侑の他に、二階堂蓮が19位に入った。小林潤志郎は42位、中村直幹は45位だった。

 

全リザルト

 

早くも明日1月2日(火)にはインスブルックのベルクイーゼル・シャンツェにて、ジャンプ週間3試合目のための予選が行われる。

そして3日(水)にはインスブルック本戦が開催される予定となっている。

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。

 

ギャラリー

統計

最長不倒
141.0m
Hayboeck, Michael (AUT)
最短ジャンプ
106.0m
Frantz, Tate (USA)
平均飛距離
127.9m
K点越えジャンプ
81.2%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
8
Deutschland
Lanisek, Anze
11.03.23
Oslo
Slowenien
30.12.23
Prevc, Nika (SLO) Garmisch-Partenkirchen