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W杯男子クリンゲンタール ガイガーが2連勝

作成: 10.12.2023 23:53 / hn

12月10日(日)、ワールドカップ男子クリンゲンタール大会(ドイツ)で第2戦が行われ、前日の第1戦で驚きの勝利を挙げたカール・ガイガー(ドイツ)がまたも優勝した。

ヒルサイズ140mのクリンゲンタール・ジャンプ台にて、ガイガーはスイスのグレゴア・デシュヴァンデンを2位に、ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーを3位に抑え2連勝を飾った。

前日の試合に続き、観客はハイレベルの飛距離合戦を目の当たりにすることになった。

ガイガーは141mと141.5mのジャンプを決めた。

グレゴア・デシュヴァンデンアンドレアス・ヴェリンガーはファイナルラウンドで、2011年にミヒャエル・ウアマンが立てたヒルレコード(146.5m)に並ぶ飛距離を揃えて出した。


30歳のカール・ガイガーにとっては、ワールドカップ(W杯)通算15勝目となる勝利だった。

Podium in Klingenthal am Sonntag

 

スイスのグレゴア・デシュヴァンデンは2位となり、自己初のW杯表彰台入りとなった。
32歳のデシュヴァンデンのこれまでのW杯最高成績は7位(4回)だった。

だった
ドイツチームからはアンドレアス・ヴェリンガーも3位に入り、またも素晴らしい団体成績を収めた。

ガイガーとヴェリンガーの他にもピウス・パシュケが8位、シュテファン・ライエが10位となりトップテン入りを果たした。

 

スロベニアチームは、ロヴロ・コスアンツェ・ラニセクが同点で4位に並び、改善の傾向を見せた。

Gregor Deschwanden

 

今試合でも日本のトップは小林陵侑で、7位に入った。


オーストリアのシュテファン・クラフトは開幕当初から4試合連続で圧倒的な強さを見せていたが、クリンゲンタール第1戦では2位、第2戦では9位となり今季初めて表彰台入りを逃した。

しかしクラフトはW杯総合首位の座は守った(509ポイント)。総合2位〜4位にはドイツからヴェリンガー(380点)、ガイガー(353点)、パシュケ(283点)が並んでいる。

 

W杯は来週末のスイス・エンゲルベルク大会へと続く。

その後、12月29日からはオーバーストドルフで、伝統のジャンプ週間が始まる。

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。

 

ギャラリー

Klingenthal Friday
08.12.2023 23:17
Klingenthal Saturday
10.12.2023 06:48
Klingenthal Sunday
11.12.2023 07:17

統計

最長不倒
146.5m
Deschwanden, Gregor (SUI)
Wellinger, Andreas (GER)
最短ジャンプ
108.0m
Vassilyev, Danil (KAZ)
平均飛距離
129.3m
K点越えジャンプ
81.0%
ネーション数
16
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Geiger, Karl
09.12.23
Klingenthal
Deutschland
09.12.23
Geiger, Karl (GER) Klingenthal