01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
全リザルト » |
オーストリアのシュテファン・クラフトが今季4試合目のワールドカップでも優勝した。12月3日(日)、ワールドカップ・リレハンメル大会(ノルウェー)でラージヒル戦が行われ、クラフトはまず予選で1位となり、本戦でも優勝して4連勝目を飾った。
2位はドイツのアンドレアス・ヴェリンガー、3位はオーストリアのヤン・ホアルだった。日本の小林陵侑は5位だった。
場所も天候条件もノーマルヒルだろうがラージヒルだろうが関係ない。
今のところシュテファン・クラフトは今季開幕以来のワールドカップで全勝を果たしている。
ザルツブルク出身のクラフトは、先週末のルカ大会(フィンランド)で2勝を挙げ、今週末はノーマルヒル戦とラージヒル戦でそれぞれ予選1位となり、本戦でも優勝した。
今シーズンが始まって4試合が終わった現時点でクラフトは400点満点をマークして総合首位、好調のアンドレアス・ヴェリンガー(ドイツ)が総合2位に続いているが、その差はすでに130点にもなっている。
クラフトは、「こんなスゴイこと夢にも思わないけど、起きる時は起きる。こういう結果になって自分でもちょっと言葉を失っている。今はとにかく全てがうまくいっている。スキージャンプではほんの少しのことですぐ全く違う結果が出てしまう。ちょっとしたミスで上位から外れてしまうし、2本目に進めないことだってある。 いつだって気が抜けない。全集中力をかけて臨まないといけない」と、説明した。
クラフトにとってはワールドカップ(W杯)通算34勝目、個人戦で102回目の表彰台入りだった。
クラフト、ヴェリンガー、ホアルに続く4位には、ドイツのカール・ガイガーが入った。
5位は日本の小林陵侑、ノルウェーのマリウス・リンヴィクは6位だった。
ピウス・パシュケ(ドイツ)が7位、マヌエル・フェットナー(オーストリア)が8位、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)が9位、シュテファン・ライエ(ドイツ)が11位、 フィリップ・ライムンド(ドイツ)が12位、ダニエル・チョフェーニック (オーストリア)が13位で、オーストリア勢とドイツ勢が上位に集中した。その中に割り込んで、スロベニアのトップだったペーター・プレウツが10位につけた。
今のところオーストリアとドイツの強さが際立っている。
ポーランドチームは引き続き苦戦しており、トップのダヴィド・クバツキが22位、ピオトル・ジワは25位だった。
W杯男子は、来週末のクリンゲンタール大会(ドイツ)での2試合へと続く。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。