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W杯ルカ第2戦 オーストリアが1・2位

作成: 26.11.2023 20:37 / hn

11月26日(日)、ワールドカップ男子ルカ大会(フィンランド)で第2戦が開催され、オーストリアのシュテファン・クラフトが今季2試合目にして2連勝を祝った。同じくオーストリアのヤン・ホアルは、絶好調のクラフトに22ポイントの差をつけられたものの2位に続いた。3位はドイツのアンドレアス・ヴェリンガーだった。

クラフトは通算100回目の表彰台入りを記念して、全観客を魅了する花火を打ち上げた。クラフトは2本目のジャンプの完成度に自ら驚いた様子で、「僕のこれまでの人生で最高の試合だったと思う」と喜びを伝えた。

オーストリアチームのヘッドコーチ、アンディ・ヴィドホルツルも「私がコーチについて以来、シュテファン(クラフト)がこんなにうまく飛んだのを見たことがない」と深く感動した様子で、クラフトのパフォーマンスを讃えた。 
ヒルサイズ142mのルカトゥントゥリ・ジャンプ台で、今日のクラフトは148.5mのジャンプを2本揃え、ワールドカップ(W杯)通算32勝目を飾った。それに加えW杯で2位入賞が32回、3位が36回で合計100回目の表彰台入りを果たした。


チームメイトのヤン・ホアルは、クラフトに22.6点差で2位となり好成績を収めた。ホアルは、「すごく緊張していた。2本の良いジャンプを収めて2位になれて、ものすごい一日になった。全力をかけて臨むのをモットーにして、それ実行してうまくいった。チームにとってもとても良い成績になった。みんなが好調で上位につけた。とても良いシーズン開幕となった」と、勝利後のインタビューに答えた。

 

今日も好調だったドイツチームを牽引したのは3位につけたアンドレアス・ヴェリンガーだった。4位・5位にもドイツのピウス・パシュケとシュテファン・ライエが続き、カール・ガイガーが9位、フィリップ・ライムンドが14位、そしてマーティン・ハマンは19位に入った。
 
昨冬の世界選手権プラニツァ大会で大転倒したペーター・プレウツだったが、今日はスロベニア勢トップの6位となりカムバックを果たした。スロベニアチームからは他にもティミ・ザイツが8位、アンツェ・ラニセクが12位、ドーメン・プレウツが16位となり、優秀な団体成績を収めた。
 
日本チームのトップは今日も小林陵侑で13位だった。
 
 
新シーズンが開幕して2試合を終えた現在、W杯総合得点でシュテファン・クラフトが200点満点を獲得して首位、2位・3位にドイツのピウス・パシュケ(130点)とアンドレアス・ヴェリンガー(110点)が続いている。
 
ネーションズカップ(国別得点)ではドイツチームが486ポイントで首位、オーストリアが460ポイントで2位となっている。
 
次のW杯は来週末のリレハンメル大会へと続く。リレハンメルではノーマルヒル戦とラージヒル戦が予定されている。
 
 
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。
 
 

 

ギャラリー

Ruka Qualifikation Freitag
25.11.2023 06:27
Ruka Samstag
26.11.2023 05:24

統計

最長不倒
148.5m
Kraft, Stefan (AUT)
最短ジャンプ
97.0m
Imhof, Remo (SUI)
平均飛距離
129.7m
K点越えジャンプ
88.8%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
4
トップ30のベストネーション
6
Deutschland
Kraft, Stefan
25.11.23
Ruka
Österreich
25.11.23
Kraft, Stefan (AUT) Ruka