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クラフト、3時間の間にW杯2勝

作成: 01.04.2023 15:11 / hn
1
Österreich
1688.7
2
Slowenien
1682.6
3
Norwegen
1655.2

ワールドカップ男子スキーフライング・プラニツァ大会(スロベニア)で、4月1日(土)に最も活躍したのはオーストリアのシュテファン・クラフトだった。金曜は強風のため試合が開催できず、予定が変更されて土曜朝に行われた。その個人戦でクラフトが勝利、2位はアンツェ・ラニセク(スロベニア)、3位にはピオトル・ジワ(ポーランド)が続いた。その直後に行われた団体戦でもクラフトを擁するオーストリアが優勝し、2位はスロベニアチーム、3位はノルウェーだった。

1ラウンドのみで競技された今日の試合で、クラフトはワールドカップ(W杯)通算30勝目を祝った。現在スキーフライングW杯総合2位のクラフトは今日の勝利で、現在総合首位のハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)との差を50点縮めた。


そのため、日曜の最終戦(上位30人のみが出場可能)を前にしてクラフトとグランルードの点差はわずか10ポイントとなった。

日曜の試合の結果によっては、クラフトが今季最高のスキーフライング選手に贈られる小クリスタルトロフィーを手にするかも知れない。

Team Slowenien

 

クラフトはORF(オーストリア国営放送)のインタビューで、「明日は本当に相当スリリングな試合になると思う」と、話した。

今日の成功でクラフトは、スキージャンプW杯総合2位の座を決めた。さらに理論上は、オーストリアのネーションズカップ(国別総合)の勝利も確実となった。

 
クラフト 団体戦で今日2度目の勝利
個人戦が終了した後にすぐ開催された団体戦で、ダニエル・チョフェーニックミヒャエル・ハイボックヤン・ホアル、そして最終ジャンパーとして飛んだシュテファン・クラフトからなるオーストリアチームは計1,688.7ポイントで、2位のスロベニアにわずか6.1点差、3位のノルウェーには33.5点差で勝利を掴んだ。

クラフトは、「こんなに短い時間の間に2連勝なんて、僕も聞いたことがない」と喜んだ様子で、「スロベニアのホームでのスキーフライング戦で、僕らが勝つなんて、ほとんど信じられないこと。僕ら本当に嬉しかった」と、話した。
オーストリアチームにとっては、スキーフライング団体戦で11年ぶりの勝利となった。
クラフトは、「スキーフライング団体戦で勝つのは初めてだし、すごい」と、喜びを伝えた。
 
団体戦 2位以降の成績
2位 スロベニア 1,682.6ポイント(ロヴロ・コス 220/215 -ドーメン・プレウツ 240.5/239.5 - ティミ・ザイツ 232.5/236.5 - アンツェ・ラニセク 239.5/217)
3位 ノルウェー 1,655.2ポイント(ヨハン=アンドレ・フォアファング 222.5/217.5 - ベンディク=ヤコブセン・ヘッグリ 232/234 - ロバート・ヨハンソン 237.5/227 - ハウヴォル=エグナー・グランルード 234.5/239.5)
4位 ポーランド 1,549.7ポイント
5位 ドイツ 1,451.0ポイント
6位 スイス 1,409.2ポイント
7位 日本 1,3583ポイント

4月2日(日)10:00(日本時間17:00)からは、ジャンプ男子今季最後の試合がいよいよ開催される。
最終戦となるスキーフライングの試合には上位30人の選手しか出場できない。

リザルト:W杯男子プラニツァ個人戦1
リザルト:W杯男子プラニツァ団体戦
 
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。
Mann des Tages in Planica: Stefan Kraft

 

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