01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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3月26日(日)、ワールドカップ・ラハティ大会(フィンランド)で男子個人戦が開催され、日本の小林陵侑が優勝した。今日の試合は悪天候のため、1回目だけでも2時間ほどもかかり、2回目はキャンセルとなった。2位はオーストリアのシュテファン・クラフト、3位はドイツのカール・ガイガーだった。
小林陵侑にとっては、ワールドカップ(W杯)通算30勝目、今冬3勝目(他2勝は札幌大会)だった。小林は2022年のラハティ大会でも勝利を飾っていた。
今日の勝者、小林陵侑は、「難しい試合だったけど、それでも楽しかった。今はもう来週のプラニツァ大会を楽しみにしている。250m級の大ジャンプを出せたら嬉しい」と、話した。
ファーストラウンドは予定では50分ほどのはずだったが、今日は風待ちのブレイクが度々挟まれ、強風の時は中断され、2時間弱もかかった。
2回目をやったとしても天候の回復が望めなかったため、審判団は1回目のみで試合を終了する決断を余儀なくされた。
そのため1本目の得点が最終成績とみなされることになった。
ノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデ(今日は24位)は、「これがラハティ」と、ヒルサイズ130mのラハティ・ジャンプ台での試合を要約して、「ここではよく起こり得ること。この地では天候条件が悪いのは仕方の無いこと。それでも、今日この試合が開催できて嬉しい。それに、陵侑やシュテファン(クラフト)、カール(ガイガー)が表彰台に上がっているのを見ると、そこに立つべき3人が揃っているのが分かる。もちろん、こういう日には最低限の運も必要だけど、選手ならコンデイションに関係なく自分のやるべきことを遂げなくてはいけない。今日の上位3人はそれを素晴らしくやり遂げた」と、語った。
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オーストリアチームは、ダニエル・チョフェーニックも予選で1位、本戦では4位となり、ミヒャエル・ハイボックも6位に入って、素晴らしい団体成績を収めた。
スロベニアのアンツェ・ラニセクは5位だった。
カール・ガイガーは、予選では49位で辛くも本戦進出を決めたが、最終的には3位となり、ドイツチームは大喜びだった。
スロベニアチームも、他にティミ・ザイツとロヴロ・コスが7位・8位に並び、トップテンに3人入って、強いチーム成績を挙げた。
ジャンプ男子には、来週末のスロベニア、プラニツァでのシーズンファイナルがまだ残されている。
ヒルサイズ240mのスキーフライングヒルを舞台に、今冬を締めくくるフライング戦合計3試合(個人2試合、団体1試合)が予定されている。
W杯総合優勝は既にノルウェーのハウヴォル=エグナー・グランルードに確定している。グランルードと、総合2位のシュテファン・クラフト(オーストリア)と、3位のダヴィド・クバツキ(ポーランド)との間では、もう逆転不可能な差がついている。
クバツキは先週末、妻の病気のため帰国し、今シーズンを早期終了することとなった。
プラニツァでは、誰がスキーフライングW杯の総合優勝を果たすか、目が離せない。現時点ではスキーフライング総合でもグランルードが首位(380ポイント)となっているが、総合2位のシュテファン・クラフトが320ポイントで続いており、逆転優勝の可能性がまだある。
リザルト:W杯男子ラハティ個人戦
W杯男子 総合成績
スキージャンプ・ネーションズカップ(国別得点)
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。