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W杯男子リレハンメル第2戦 クバツキが優勝

作成: 16.03.2023 21:09 / ac

3月16日(木)、ワールドカップ男子リレハンメル大会(ノルウェー)の第2戦が行われ、ダヴィド・クバツキ(ポーランド)が優勝した。RAW AIRノルウェートーナメント4試合目となる今日の個人戦でクバツキは、スロベニアのアンツェ・ラニセクを2位に、オーストリアのダニエル・チョフェーニックを3位に抑え勝利を決めた。

Daniel Tschofenig

 

クバツキは、「今日は本当に難しいコンディションで、ジャンプができるまでかなり長い間待たなくてはだった。待ち時間が長いと、寒くなるし、集中し続けなくてはだから簡単なではない。しかも飛び出した後に何が起こるか分からないから、やるべきことに集中し続けることが大事になる。だから余計今日の試合でうまくやれて、リレハンメルで優勝することができて、とても嬉しい」と、インタビューに答えた。

クバツキにとってはワールドカップ(W杯)通算11勝目、今季6勝目、そしてリレハンメル戦では初優勝だった。


クバツキに7.4点差でアンツェ・ラニセク(スロベニア)が2位、オーストリアのダニエル・チョフェーニックは1回目を首位で折り返したが最終的に3位となった。4位はドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーだった。

 

日本チームからは小林陵侑が5位に入った。佐藤慧一は31位、中村直幹が38位、竹内択が44位、小林潤志郎は47位だった。

Dawid Kubacki

 

今日の勝利でクバツキは、W杯総合首位のハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー、今日は6位)との差を縮めた。クバツキは現在合計1,560ポイントで総合2位、グランルードは1,878ポイントでリードしている。

Anze Lanisek

 

しかしRAW AIR総合では、シュテファン・クラフト(オーストリア)が今日は8位に甘んじたため、グランルードは首位の座を更に強固なものとすることができた。クラフトは1本目では3位につけていたものの、2本目では難しい条件にあたり、順位を落とした。

RAW AIR総合でクラフトは3位となり、首位グランルードとの差は38ポイント、総合2位のラニセクとグランルードの差は35.5ポイントだ。

 

ジャンパー達は今晩中にヴィケルスンへと移動する。今週末、ヴィケルスンではRAW AIRファイナルが開催される。

まず予選が17日(金)に行われ、18日(土)・19日(日)にはそれぞれスキーフライング個人戦が予定されている。

2試合で合計4本のジャンプと、2回の予選それぞれのジャンプの成績がRAW AIR総合得点に全て加算される。

 

リザルト:W杯男子リレハンメル第2戦
スキージャンプW杯男子 総合ランキング
RAW AIR男子 総合成績

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

ギャラリー

統計

最長不倒
146.0m
Eisenbichler, Markus (GER)
最短ジャンプ
91.5m
Prevc, Domen (SLO)
平均飛距離
121.0m
K点越えジャンプ
57.7%
ネーション数
14
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
7
Österreich
Kubacki, Dawid
04.01.23
Innsbruck
Polen
11.02.23
Lake Placid