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リレハンメル男子第1戦 グランルードが会場沸かせる

作成: 14.03.2023 20:05 / ac

3月14日(火)、RAW AIRノルウェートーナメント2番目の会場となるリレハンメルにて男子個人戦が行われ、ワールドカップ総合首位のハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)が優勝した。2位・3位にはオーストリアの二人シュテファン・クラフトマヌエル・フェットナーが並んだ。グランルードにとってはワールドカップ通算24勝目で、ノルウェー戦では初めての勝利だった。

Halvor Egner Granerud

 

1本目ではシュテファン・クラフトが首位で、2位のグランルードは8.8点差で続いていた。しかし、ファイナルラウンドではグランルードが圧倒的なジャンプを決め、クラフトが少し失敗したため順位が入れ替わり、グランルードがRAW AIR総合でも首位につけた。

 

クラフトは、「僕の最初のジャンプは素晴らしかった。2本目は条件が難しかったしサッツも少し遅れ気味だった。ハウヴォル(グランルード)は見事なジャンプを見せた」と説明した。RAW AIR総合得点でクラフトは、首位のグランルードに5点差の2位となっている。

Halvor Egner Granerud

 

オーストリアのマヌエル・フェットナーは3位入賞を喜んで、「今日の2本目は素晴らしかった。僕の番の時にちょうど日が沈むところで、日が沈むと風も弱まるから、条件的にちょっとした運に恵まれたのもある」と話した。これまでワールドカップ(W杯)306試合に参戦したフェットナーにとって、5度目の表彰台入りとなった。

Manuel Fettner und Stefan Kraft

 

グランルード、クラフト、フェットナーの後に、ダニエル・チョフェーニックが4位に続き、オーストリアチームは素晴らしい団体成績を収めた。

オーストリアはネーションズカップ(国別総合得点)で5,164点をマークしてダントツ首位、ノルウェーチームが4,390点で2位に続いている。

 

カール・ガイガーは、ドイツ勢トップの5位となり、「5位という成績に満足しているし、誇れることだと思う。リレハンメルでは試合の間いつも風がコロコロ変わるけど、今日僕が飛んだ時はまぁ大丈夫だった」と、話した。

6位はヨハン=アンドレ・フォアファング(ノルウェー)、スロベニアのジガ・イェラーは7位だった。

 

日本チームからは小林陵侑が8位に入った。中村直幹は32位、小林潤志郎が38位、佐藤慧一が39位、佐藤幸椰は45位だった。

 

早くも明日15日(水)には男子リレハンメル第2戦のための予選が行われる。

予選は19:15(日本時間 翌3:15)から、そして本戦は16日(木)16:30(日本時間 翌0:30)からスタートする。

週末にはRAW AIR最終会場となるヴィケルスンにて、スキーフライング戦が予定されている。

 

リザルト:W杯男子リレハンメル第1戦
W杯男子総合ランキング
RAW AIR 男子総合成績

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

ギャラリー

統計

最長不倒
139.5m
Granerud, Halvor Egner (NOR)
最短ジャンプ
95.0m
Kos, Lovro (SLO)
平均飛距離
120.9m
K点越えジャンプ
59.7%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
5
Österreich
Deutschland
Polen
Slowenien
Norwegen
Granerud, Halvor Egner
12.02.23
Lake Placid
Norwegen
13.03.23
Opseth, Silje (NOR) Lillehammer