01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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今季ジュニア世界選手権で金メダリストとなったアレクサンドリア・ルーティト(カナダ)が、3月1日(水)に行われたノルディックスキー世界選手権プラニツァ大会(スロベニア)女子ラージヒル個人戦でも金メダルに輝いた。銀メダルはノルウェーのマーレン・ルンビュ、銅はドイツのカタリーナ・アルトハウスだった。
アルトハウスにとっては、世界選手権一大会で4つ目の金メダルを手にするチャンスがあり、達成すればスキージャンプの歴史的な一日になるかもしれなかった。
確かに歴史的な日にはなったが、それはルティートの活躍においてだった。19歳のルティートは、スキージャンプ世界選手権でカナダ史上初の金メダリストとなった。しかもわずか数週間前に開催されたジュニア世界選手権ウィスラー大会(カナダ)でもルティートは金メダルをとったばかりだった。
1本目が終わった時点ではルーティトは、タイトル保持者のマーレン・ルンビュと同点で首位につけていた。ノルウェーのレジェンド、ルンビュは139.5mのジャンプで新ヒルレコードを打ち立てた。ルティートは134.5mだったが、二人とも130.9ポイントをマークした。カタリーナ・アルトハウスは、120.5mのジャンプで3位に続いていた。
今回の世界選手権で金3冠となったアルトハウスは、ゲート17からスタートし、追い風の条件だった(ルーティトはゲート18、ルンビュはゲート19からスタートした)。
ファイナルラウンドでは、開催国スロベニアのエマ・クリネッチが131.5mのジャンプを決めて、ライバルたちにプレッシャーをかけた。クリネッチは11位から7位に浮上した。その後に残る選手は6人。その全員が首位を塗り替えていった。エヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)、アンナ=オディーヌ・ストローム(ノルウェー)、丸山希(日本)がそれぞれ飛ぶごとに首位が変わった。
その流れは続き、アルトハウスは128mのジャンプを決め、プラニツァで4つ目の金メダルにリーチがかかった。ルンビュのジャンプは更に伸び、133mでカナダの若手ルーティトにものすごいプレッシャーをかけた。
しかしルティートはなんのその、136.5mまで伸ばして10点以上の差をつけて初タイトル獲得を果たした。
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日本の丸山希が4位、5位はアンナ=オディーヌ・ストローム、6位がエヴァ・ピンケルニッヒ、開催国スロベニアのエマ・クリネッチは健闘の7位となった。テア=ミンヤン・ビョルセッツ(ノルウェー)が8位、キャラ・クロイツァー(オーストリア)が9位、そしてスロベニアのニカ・クリツナーがトップテンを締めくくった。
日本からは4位の丸山の他に、伊藤有希が11位、勢籐優花が25位、宮嶋林湖が27位に入った。
フィンランドのジェニー・ラウチオナホは13位で、今日も好成績を収めた。フランスのジョゼフィーヌ・パニエが14位に続いた。
ポーランドのキンガ・ライダは23位で世界選手権での自己最高成績を収めた。最後のジャンプの直後に、キンガは今日が最後の試合だったとし、引退することを表明した。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。