01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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ワールドカップ・ルシュノフ大会(ルーマニア)で2月19日(日)に男子スーパーチーム戦が行われ、カール・ガイガーとアンドレアス・ヴェリンガーからなるドイツチームが優勝した。2位はスロベニア、3位はオーストリアだった。スーパーチーム戦では各国から2名ずつ出場して3ラウンド競技される。この形態の団体戦は今回がスキージャンプ史上2試合目で、初回は先週のレイクプラシッド大会(アメリカ)で行われた。
ヒルサイズ97mのルシュノフ・ノーマルヒルは雨に見舞われた。
特に2・3ラウンド目では、選手たちは降りしきる雨と、ジャンプスーツが雨を避けるどころか水をかなり含んでしまうという事実に悩まされた。
スロベニアのジガ・イェラーはマクシム・バルトルジと参戦して2位となり、「問題は強い雨だった。誰もが同じ条件だったけど、ちょっとの間にスーツがびしょ濡れになってしまった。それでも助走路は最後までかなり良い状態だった。その点が心配だったけど、思っていたほどひどくなかった」と、話した。
アンドレアス・ヴェリンガーは、先週末のレイクプラシッド大会で約6年ぶりの優勝を飾り、今大会でも世界のトップとして好パフォーマンスを見せた。「本当に素晴らしい週末になった。2回も表彰台の一番上に立つことができたのはスゴイ。団体戦で優勝するのはいつだって特別なこと。今日は試合の中でどんどん調子を上げていって、最後にベストジャンプで締めくくることができた。プラニツァでの世界選手権へ向けて最高の準備ができた」と、喜びを伝えた。
3位はクレメンス・アイグナーとフィリップ・アッシェンヴァルトの二人で臨んだオーストリアチームだった。スロベニアとの差はわずか2.5点だった。
フィリップ・アッシェンヴァルトは、「僕にとって初めてのスーパーチーム戦だった。とてもおもしろい試合だった。健闘の3位と言って良いと思う。自分としては昨日より今日のジャンプにずっと満足している。2本目はあんまりうまくいかなかったかもしれないけど、それでも昨日よりは良かった。僕たちは3位入賞にとても満足している」と、語った。レイクプラシッドでの初回スーパーチーム戦では、オーストリアチームはシュテファン・クラフトとダニエル・チョフェーニックの二人で参戦して2位になっていた。
ノルウェーチームが4位、ポーランドが5位だった。
アメリカはケイシー・ラルソンとアンドリュー・ウアラウプは6位で予想以上の健闘を見せた。
スイスが7位、日本は佐藤慧一と竹内択で臨んで8位となった。
イタリアが9位、ウクライナが10位、ルーマニアが11位、チェコが12位で貴重なワールドカップ(W杯)ポイントを加算した。