01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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1月28日(土)、今季最初のスキーフライング戦となるワールドカップ男子バート・ミッテルンドルフ大会の第1戦が行われ、ノルウェーのハウヴォル=エグナー・グランルードが優勝した。2位は開催国オーストリアのシュテファン・クラフト、3位はスロベニアのドーメン・プレウツだった。
世界で3番目に大きいバート・ミッテルンドルフのフライングヒルは、3年ぶりにワールドカップ(W杯)の舞台となった。
2020年のバート・ミッテルンドルフ大会ではポーランドのピオトル・ジワとオーストリアのシュテファン・クラフトが優勝した。
今日の試合でもこの二人は好調だったが、今季のジャンプ週間で総合優勝を飾ったグランルードにはかなわなかった。
グランルードは、「この前の2シーズンでは僕が不調な時にスキーフライング戦があったから、今回は2020年のプラニツァ大会以来、好調な時にスキーフライングに参戦することができた。本当に楽しかったし、今日の自分のジャンプにとても満足している」と、試合後のインタビューに応えた。
ハウヴォル=エグナー・グランルード
グランルードのこの冬最強のライバルであるダヴィド・クバツキ(ポーランド)は、今日は10位だった。
今日の試合の前まではクバツキとグランルードの差はわずか48ポイントだった。そして試合後はグランルードが逆転して、クバツキに26ポイント差で首位に浮上した。
今日の勝利でグランルードはスキーフライングW杯総合でも首位となり、日曜に行われる第2戦では最終ジャンパーとして飛ぶことになる。
グランルードは今日の試合で、238mと231mの強くて安定したジャンプを揃えた。1本目ですでに首位につけ、最終的に2位のクラフトに8.8点差だった。
ドーメン・プレウツ
ドーメン・プレウツは、約4年ぶりの表彰台入りを果たした。ドーメンはポーランドのピオトル・ジワとの大接戦の末、わずか2.4点差で抑え、改めてスキーフライングを得意とすることを証明した。ドーメンが最後に表彰台入りを飾ったのもプラニツァとヴィケルスンでのスキーフライング戦だった。
ヤン・ホアルは5位に入り、オーストリアのトップジャンパーとしての強さを見せた。オーストリアチームからは他にもマヌエル・フェットナーが20位、クレメンス・アイグナーが21位、フィリップ・アッシェンヴァルトが24位、マクシミリアン・シュタイナーが28位、ウルリッヒ・ヴォールゲナントも30位でポイントを加算した。
ミヒャエル・ハイボックとダニエル・チョフェーニックは風邪のため休場を余儀なくされた。
スロベニア勢のW杯エースであるアンツェ・ラニセクは思うようには伸びず13位に終わった。ドーメン・プレウツの他にティミ・ザイツが6位、ジガ・イェラーも7位でトップテン入りを果たした。
ザイツは2本目で243mまで伸ばし、ペーター・プレウツが保持するヒルレコードに1m差まで迫り、今日の試合のハイライトとなった。
ドイツチームからは二人がトップテン入りした。マルクス・アイゼンビッヒラーは8位、アンドレアス・ヴェリンガーが9位に続いた。
日本勢は小林陵侑が14位でトップ、佐藤幸椰は23位に入った。二階堂蓮は35位だった。
スイスのドミニク・ペーターは27位で今季初のW杯ポイント獲得となった。
アレックス・インサムはイタリア勢のトップで26位だったが、ジョヴァンニ・ブレサドラは1回目で敗退となった。
W杯バート・ミッテルンドルフ大会の第2戦は、1月29日(日)14:15(日本時間22:15)から開催される。予選は12:45(日本時間20:45)からスタートする予定だ。
リザルト:スキーフライング第1戦(2023.01.28)
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※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。