01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
全リザルト » |
1月15日(日)に行われたワールドカップ女子蔵王大会(山形)の個人戦で優勝したのはオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒだった。現在ワールドカップ総合首位のピンケルニッヒは、今日は96mと98.5mのジャンプで230.1ポイントを獲得して勝利を決めた。ドイツのセリーナ・フライタークは98.5mと98mで計228.8ポイントを集めたが、ピンケルニッヒにわずか1.3点足りず2位となった。21歳のフライタークにとっては自己ベストの成績だった。3位はノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストローム(95mと96.5m、計220.1ポイント)だった。
今日の勝者ピンケルニッヒは、「言葉にできない。自分自身にびっくりしている。個人の成績であっても、それはいつもチームの成果とも言えるから、チームの皆に今日も感謝の気持ちをたくさん伝えたい。セリーナ・フライタークとの闘いはすごかった。今は帰路について、家で新しいエネルギーを充電して調整するつもり」と、話した。
ノルウェーチームからは、ストロームにわずか0.3点差でシリエ・オプセッツが4位、テア=ミンヤン・ビョルセッツは5位に入り、ワールドカップ(W杯)自己最高成績を収めた。
ニカ・クリツナーは6位で、今回もスロベニア勢のトップだった。 ニカ・プレウツ も8位で、スロベニアチームから二人がトップテン入りした。
スロベニア勢の間の7位にはドイツのカタリーナ・アルトハウスが入った。7位のアルトハウスと3位の差はわずか3.7点だった。
ノルウェーと並び、オーストリアチームからもトップテンに3人が入った。マリタ・クラマー は9位で、5試合ぶりのトップテン入りを果たした。キャラ・クロイツァーは1本目の14位から10位まで追い上げた。ジャックリーン・ザイフリーツベルガーは19位、ハンナ・ヴィーゲレは41位で本戦進出を果たせなかった。
ドイツ勢からは他に、アンナ・ループレヒトが13位、パオリーネ・ヘスラーが22位、ルイザ・ゴルリッヒが24位に入った。
カナダのアビゲイル・ストレートは12位、アレクサンドリア・ルーティトは5位追い上げて15位になった。ルーティトの1本目でコーチのヤンコ・ツヴィッターが、ボーナスポイントを集めるために、スタートゲートを2つ下げるコーチ・リクエストを出したが、そのジャンプは88.5mと伸びなかった。
日本チームはあまり喜ぶべき理由がなく、特にファイナルで高梨沙羅のスーツが大きすぎるとされて失格となったのは痛かった。日本チームの今日のトップは勢籐優花で14位、16・17位に伊藤有希と丸山希が続き、中山和(なごみ)が23位、宮嶋林湖が29位に入った。
W杯女子総合ランキングでは、エヴァ・ピンケルニッヒが引き続き首位につけている。
ピンケルニッヒは現在1,016点で、2位のカタリーナ・アルトハウス(753ポイント)に余裕のポイント差を広げている。総合3位にはアンナ=オディーヌ・ストローム(647ポイント)が続いている。
次の女子W杯は、1月28・29日のヒンターツァーテン大会(ドイツ)へと続くことになっている。
リザルト:W杯蔵王大会 個人戦(2023.01.15)
W杯女子総合ランキング
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。