作成: 18.12.2022 13:18
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ポーランドのダヴィド・クバツキは今日のエンゲルベルク戦の勝利で、ワールドカップ(W杯)総合首位の座を更に強固なものにした。
クバツキはまたも圧倒的なパフォーマンスを見せ、好調のマヌエル・フェットナー(オーストリア)と、好ライバル、アンツェ・ラニセク(スロベニア)を抑えた。
これでクバツキはW杯総合得点 計650ポイントとなり引き続き首位、アンツェ・ラニセクが576ポイントで総合2位、オーストリアのシュテファン・クラフトが467ポイントで3位となっている。
クバツキはヴィスワ大会での2勝とノイシュタット戦の1勝に続く今季4勝目を挙げ、ドイツ・オーバストドルフにて12月28日に開幕するジャンプ週間へ、優勝最有力候補として参戦することになる。
マヌエル・フェットナーは、「今週末の2位入賞は本当に良いタイミング。もっと良い結果もあり得た感触があるし、とてもハッピー。残りのシーズンに向けて、この結果はものすごい自信になる。今は理想的なコンデイション」と、喜んだ。
今日の4位は
ハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)、5位は
ピオトル・ジワ(ポーランド)、6・7位にはオーストリアの
シュテファン・クラフトと
ミヒャエル・ハイボックが続いた。
ドイツのカール・ガイガーは、1本目で140mの大ジャンプを見せた後、惜しくも転倒し、貴重なポイントを失ってしまったが、怪我はしなかったようだ。
転倒したものの、ガイガーは最終的に10位につけた。
ガイガーは、「着地でちょっとミスをしてしまった。転倒してしまったけど、慣れているからうまく受け身をとれて、怪我もなにもなかった。僕にとってはとても良い一日だった。転んでしまっても昨日より良い成績が出せたのは自信になる」と、話した。
アメリカの
エリック・ベルショウは、自己ベストの24位となり喜んだ。
Dawid Kubacki
スキージャンパー達は、クリスマス休暇を挟んだあと、いよいよ12月28日、ドイツのオーバストドルフでの予選からスタートする今季最初のビックイベント、ジャンプ週間を迎えることになる。
リザルト:W杯男子エンゲルベルク第2戦(2022.12.18)
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。
Manuel Fettner