01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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12月17日(土)、ワールドカップ男子エンゲルベルク大会(スイス)で第1戦が行われた。マイナス10度の厳しい寒さのエンゲルベルク・ジャンプ台(ヒルサイズ140m)にて、スロベニアのアンツェ・ラニセクが圧巻のジャンプ2本を収めて、ポーランドのダヴィド・クバツキとピオトル・ジワを2位・3位に抑えた。
ラニセクは1本目ではまだクバツキに0.5点足らず2位に甘んじていたものの、ファイナルラウンドでは今日の最長不倒142mのジャンプを決めて、3.3点の僅差ながらクバツキに逆転を果たした。先週の日曜(12月11日)のドイツ、ティティゼー=ノイシュタット第2戦ではクバツキに25.7点差で2位となったラニセクは、これでリベンジを果たしたことになる。
ラニセクは、「今日のジャンプは本当にうまくいった。特に2本目は良かった。ジャンプ週間について今はまだ考えていない。始まるまでにまだ時間があるし、その間にはまだ色んなことが起こりうるから」と、インタビューに答えた。
ラニセクにとってはワールドカップ(W杯)通算4勝目、今季に入ってからルカ戦とノイシュタット戦に次いで3勝目となった。
クバツキは「自分ではあの風の条件の中でうまくやったと思っている。何が足りなかったのか、これからゆっくり分析するつもり。チームの中から二人が表彰台に上がることができて、今日はとても良い日だったと思う。もちろん1位・2位の方が良かったけど、まだ頑張らないと。明日はまた新しい一日だから」と、話した。
W杯総合ランキング首位をめぐっては、引き続きクバツキとラニセクの競り合いとなっている。
現在クバツキが合計550ポイントで首位、ラニセクが516ポイントで2位、3位にはシュテファン・クラフトが427ポイントで続いている。
クラフトは今日の試合で4位となり、「4位っていうのはあんまり良くないけど、今日の上位3人はとにかくすごく強かった。その3人がどうしてそんなに良かったのかこれから分析するとして、それでも今日の自分の成績にはとても満足している」と、語った。
5位はノルウェーのハウヴォル=エグナー・グランルード、ドイツ勢の今日のトップアンドレアス・ヴェリンガーは6位だった。
ヴェリンガーは今季自己ベストを出して、「今日は1本目からうまくいったし、2本目は本当にすごく良かった。すごく嬉しい一日。今の目標は、こういうジャンプを安定して出せるようにすることで、これからも頑張るつもり」と、意欲を示した。
日本チームからは小林陵侑が10位、中村直幹が21位に入った。小林潤志郎は32位、佐藤幸椰が35位、佐藤慧一が39位、二階堂蓮が48位だった。
イタリアのジョヴァンニ・ブレサドラ(20位)とアレックス・インサム (30位)はW杯ポイント獲得を喜んだ。
エンゲルベルク第2戦は早くも18日(日)12:30(日本時間20:30)からスタートする。
試合時間が早く設定されている理由は、サッカーワールドカップの決勝が同日夕刻から開催されるためだ。
リザルト:W杯男子エンゲルベルク第1戦(2022年12月17日)
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。