01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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2月26日(土)、ワールドカップ男子ラハティ大会(フィンランド)で団体戦が行われ、北京五輪の団体戦でも金をとったオーストリアチームが優勝した。絶好調のシュテファン・クラフトを筆頭に、ヤン・ホアル、クレメンス・アイグナー、ウルリッヒ・ヴォールゲナントの4人で臨んだオーストリアは、 この上なくスリリングなファイナルで、スロベニアとドイツを2位・3位に抑えた。
金曜のラハティ個人第1戦で、すでに勝利を挙げていたシュテファン・クラフトが、今日の最後ジャンプでオーストリアの優勝を決めた。2回目でクラフトは128mまで伸ばし、直接対決をしたスロベニアのペーター・プレウツ(120.5m)を抑え、オーストリアに勝利をもたらした。
オリンピックの団体戦でオーストリア代表に選ばれたマヌエル・フェットナーとダニエル・フーバーはラハティ団体戦には出場しなかった。
ウルリッヒ・ヴォールゲナントと共に新しく参戦したクレメンス・アイグナーは、「今日僕たちはチームとして本当に良いパフォーマンスを見せることができた。2回目の方が1回目よりもう少しうまくいった。チームの団結力が今日の勝利に導いてくれた。優勝できてチーム全体ですごく喜んでいる」と、話した。
オーストリアにとっては団体戦で通算35勝目の勝利だった。
今日の試合を個人成績で見ると、シュテファン・クラフトが傑出していた。クラフトは2本のジャンプの合計で303ポイントをマークし、2位のマリウス・リンドヴィク(ノルウェー)は276.4ポイントだった。
スロベニアはティミ・ザイツ、ジガ・イェラー、ツェネと兄のペーター・プレウツの4人で臨み、最後のジャンプまで首位につけていたが、シュテファン・クラフトの圧倒的なパフォーマンスには勝てなかった。
ツェネ・プレウツは、「僕らも頑張ったけど、今日はとにかくオーストリアが僕らより上手かったということ」と、説明した。
ドイツチームの中では、セヴェリン・フロインドが2回目で131mの大ジャンプをみせて納得の成績を収めた。フロインドは、「僕らは本当はもっと良い成績を出したいと思っていたけど、オーストリアとスロベニアは本当に強かった。それに特に1回目では僕らのミスがあった。僕は2回とも着地が上手くいかなかった。それだと一番上には足りない。表彰台に上がれることができて、僕らはもちろん喜んでいる」と話した。
4位はノルウェー、日本チーム(佐藤幸椰、中村直幹、小林潤志郎、小林陵侑)は5位だった。
フィンランドが6位、ロシアが7位、ポーランドが8位だった。
2月27日(日)16:00(日本時間 翌0:00)からは個人戦がもう1試合行われることになっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。