| 01 | Lanisek, A. | ![]() |
141.0 | |
| 02 | Nikaido, R. | ![]() |
136.4 | |
| 03 | Prevc, D. | ![]() |
128.0 | |
| 04 | Zografski, V. | ![]() |
125.4 | |
| 05 | Kobayashi, R. | ![]() |
122.7 | |
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ワールドカップ男子ザコパネ大会(ポーランド)で1月15日(土)、今季3試合目となる団体戦が行われ、スロベニアチームが快勝をおさめた。スロベニアは、ロヴロ・コス、ペーター・プレウツ、ティミ・ザイツ、アンツェ・ラニセクの4人で臨み、約1万人のファンが集まったヴィエルカ・コリキエフ・ジャンプ台で、ドイツと日本を2位・3位に抑え優勝した。
Timi Zajc, Anze Lanisek, Peter Prevc, Lovro Kos
Severin Freund, Markus Eisenbichler, Karl Geiger, Stephan Leyhe
Ryoyu Kobayashi, Naoki Nakamura, Junshiro Kobayashi, Yukiya Sato
Timi Zajc, Anze Lanisek, Peter Prevc, Lovro Kos
ドイツ・ビショフスホーフェンでの団体戦で4位となってからわずか一週間後の今日、ザコパネでスロベニアはチームの本領を大いに発揮した。最終的に1,101.1ポイントをマークしたスロベニアと、2位のドイツの差は66.4点にも開いた。
スロベニアのアンカーとして飛んだアンツェ・ラニセクは、「僕らは今日、チームとしてベストを尽くしたから満足している。信じられないぐらいで、2本目は本当に楽しむことができた。チームメイトにとても感謝している。みんな2本とも良いジャンプを揃えてくれた。特にペーター(プレウツ)は良かった。風の状況が変わりやすかったから、風の運次第というのも多少あった。僕達は自分自身と、最高のジャンプを見せることだけに集中しなくてはだった。ファンの皆さんは素晴らしかった。(これまでは無観客だったから)この盛り上がりがとても恋しかった。明日はとにかく楽しんで、全力を尽くしたいと思う」と、試合後のインタビューに答えた。
Severin Freund, Markus Eisenbichler, Karl Geiger, Stephan Leyhe
スロベニアにとっては2019年ヴィケルスン戦以来、約3年ぶりのワールドカップ(W杯)団体戦優勝で、通算11勝目となった。
今日、スロベニアチームの中で圧倒的な強さを見せたのはプレウツ兄弟の長男ペーターで、個人成績で最高点となった289.4ポイントをマークした。
Ryoyu Kobayashi, Naoki Nakamura, Junshiro Kobayashi, Yukiya Sato
ドイツは、セヴェリン・フロインド、シュテファン・ライエ、マルクス・アイゼンビッヒラー、カール・ガイガーというチーム編成だった。
チームを代表してカール・ガイガーは、「今日は本当に良い団体成績を収めることができた。僕のジャンプは2本とも先週よりずっと良くなったから、とても嬉しい。僕らは今日の成績を誇りに思って良いと思う。北京五輪を見据えると、まだまだこなすべき課題はあるけれど、今日はこの結果に満足している」と、話した。ガイガーは、ドイツチームの最高得点283.2ポイントを獲得して、今日の個人成績では3位だった。
ビショフスホーフェン団体戦の上位3チームから、唯一今回も表彰台に上がったのは日本チームだった。先週末の団体戦では2位だった日本は、今日は佐藤幸椰、小林潤志郎、中村直幹、小林陵侑の4人で臨み、3位となった。
中村直幹は、「ファーストラウンドは風が吹いていたけど、2本目は改善して、僕のジャンプもずっと良くなった。とてもレベルの高い試合だった。これまではずっと無観客の会場でやってきたから、今日はファンがいて、これぞ本当のスキージャンプ大会、という感じだった。明日も表彰台に上がりたい」と、意欲を見せた。
ビショフスホーフェンで優勝したオーストリアチームは、今日は4位に終わり、ノルウェーは5位だった。
開催国ポーランドは、足首を負傷したカミル・ストッフとコロナ陽性となったダヴィド・クバツキーが不在の中、6位となった。
ロシアチームが7位、チェコは8位だった。
国別得点(ネーションズカップ)では、引き続きオーストリアが首位(2,896ポイント)、2位はドイツ(2,857ポイント)、3位はノルウェー(2,730ポイント)、4位に日本(2,373ポイント)が続いている。
ザコパネ大会の2戦目となる個人戦は、1月16日(日)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。