01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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第70回 スキージャンプ週間の3試合目が1月5日(水)、ビショフスホーフェン(オーストリア)で開催され、日本の小林陵侑が優勝した。今日の試合は、前日(1月4日)強風のために中止となったインスブルック戦の代替戦だった。2位・3位にはノルウェーのマリウス・リンドヴィクとハルヴォル=エグナー・グランルードが続いた。
これで第70回目のジャンプ週間最終戦はますます面白くなりそうだ。もっとも、小林陵侑の総合優勝をくつがえすのはもう難しそうだが、全4試合を制覇して2度目のグランドスラムを飾る史上初のジャンパーとなるかどうか、最後まで目が離せない。
今の小林陵侑は、とにかく何でも勝ち続けている。第70回ジャンプ週間はかなり複雑なスポーツとなっているが、最後に勝つのはいつも小林陵侑だ。圧倒的な強さで、他の選手のやる気をそいでいる。
ビショフスホーフェンでも小林は1本目ではまだ2位にとどまっていたが、ファイナルラウンドでまたも素晴らしいジャンプを決めた。
小林陵侑は、「今日はものすごく緊張した。マリウス・リンドヴィクは一本目で僕にすさまじいプレッシャーをかけてきた。それでも2本目はとてもうまくいったし、優勝することができて嬉しい」と、優勝後のインタビューに答えた。
マリウス・リンドヴィクは、今季のジャンプ週間総合優勝は小林陵侑が万が一の失敗をしない限り無理そうだと、少しあきらめたような様子を見せた。
ジャンプ週間の3試合が終わった現時点で、総合首位の小林陵侑が計884.5ポイント、2位のマリウス・リンドヴィクは866.6ポイントをマークしている。小林が最終戦で失敗することは無いとは思うが、もちろん絶対無いとは言い切れない。
ドイツのカール・ガイガーは健闘の4位だった。
オーストリアからは、マヌエル・フェットナーとヤン・ホアルが同点で5位に入り好成績を収め、怪我による長い欠場から復帰したミヒャエル・ハイボックは9位入賞を喜んだ。
マルクス・アイゼンビッヒラーは今日8位となり、ジャンプ週間総合4位、カール・ガイガーは総合5位につけている。
日本チームからは他に佐藤幸椰が10位、小林潤志郎が19位、伊東大貴が24位、中村直幹が31位に入った。
第70回 ジャンプ週間最終戦は1月6日(木)17:30(日本時間 翌1:30)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。