01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
全リザルト » |
スキージャンプ男子エンゲルベルク大会(スイス)で、12月17日(金)に第1戦の予選が行われ、小林陵侑が1位になった。ヒルサイズ140mのラージヒルで、小林は136.5mのジャンプを決めて、僅差ながらスロベニアのティミ・ザイツ(飛距離は同じ、3.2点差)を2位に、オーストリアのヤン・ホアル(135.5m)を3位に抑えた。現在ワールドカップ総合首位のカール・ガイガーはドイツ勢のトップで10位だった。
2018/19シーズンでワールドカップ(W杯)総合優勝を飾った小林陵侑は、先週日曜のドイツ・クリンゲンタール戦も優勝しており、今日もまた好調さを裏付けた。
ずっとザイツが首位につけていたが、最後から2番目に飛んだ小林陵侑が目前にあった1位の座をかっさらっていった。
小林陵侑は今日の成功を喜び、エンゲルベルク大会の2試合でビッグジャンプを収めると予告し、意欲満々だ。
上位3人に並び、ノルウェー勢もまた強さを見せた。先週日曜のクリンゲンタール第2戦では2〜6位を独占したノルウェーだったが、今日はそれ程までではないにしてもロバート・ヨハンソンが4位、マリウス・リンドヴィクが6位、ハルヴォル=エグナー・グランルードが9位と、再度納得の成績を収めた。
今日の予選で10位になったカール・ガイガーは、「今日はベストジャンプとは言えないまでも、良い予選になったと思う」と話した。
ガイガーにとって今週末の大会では、小林陵侑との距離を保ってW杯総合リーダーとしてスキージャンプ週間に臨めるかどうかが重要になってくる。現在W杯総合でガイガー(424点)が首位、小林が316点で2位に続いている。
カミル・ストッフは、先週日曜の試合を副鼻腔炎のため欠場したが、今日はまたポーランド勢のトップとして5位に戻ってきた。それに対して、ストッフのチームメイト、ピオトル・ジーワは意外にも今日の予選で60位となり、本戦進出を逃した。
日本チームからは小林陵侑の他に、中村直幹が16位、佐藤幸椰が26位、小林潤志郎が30位、伊東大貴が49位に入った。佐藤慧一は52位で、惜しくも上位50人による本戦への出場を果たせなかった。
W杯男子エンゲルベルクの本戦は、12月18日(土)と19日(日)のそれぞれ16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。