01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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12月11日(土)、ワールドカップ男子クリンゲンタール大会(ドイツ)で第1戦目が行われ、オーストリアのシュテファン・クラフトが優勝した。この上なくスリリングな試合となった今日、クラフトはノルウェーのハルヴォル=エグナー・グランルードとポーランドのカミル・ストッフを抑えて久々の勝利を祝った。
2019/20シーズンで総合優勝を挙げたクラフトは、2020年2月のフィンランド・ラハティ大会以来、ずっとワールドカップ(W杯)優勝を待ち望んでいた。それが今日やっと実現し、クラフトにとってW杯通算22勝目となる勝利を達成した。
1本目で既に首位につけていたクラフトは、2本目もトップジャンプを見せて逃げ切った。「今日はものすごく良い試合だった。天候条件も完璧だったし、ジャンプ台も素晴らしく整備されていた。正直に言うと、最後のジャンパーとしてスタートバーに座るのは緊張したけど、守りに入らないで攻撃に出てやりきろうと思った」と、試合後のインタビューに答えた。
ノルウェーのハルヴォル=エグナー・グランルードにとって今日の2位入賞は、ここ3試合で続いていたスランプの終わりを意味する。
同じく、オリンピック金メダル3冠のカミル・ストッフにとっても今日の3位は、今季これまで苦戦していただけに嬉しい結果となった。
「僕たちはずっと良い練習をしてきたから、忍耐強く続けていれば結果はついてくると分かっていた。こんなにスリリングでレベルの高い試合で表彰台に上がることができて、なおさら嬉しいし、これからの試合へのモチベーションを高めてくれた」と、ストッフは話した。
ドイツチームは、カール・ガイガーとマルクス・アイゼンビッヒラーが同点で4位に並び、アンドレアス・ヴェリンガーが6位、ピウス・パシュケとコンスタンティン・シュミットも11位と13位に入って素晴らしい団体成績となった。
ノルウェーチームも、グランルードの他にロバート・ヨハンソンとマリウス・リンドヴィクが8位・9位に続き、ヨハン=アンドレ・フォアファングが14位、ダニエル=アンドレ・タンデも18位と、強い結果を収めた。
ヴィスワ大会の勝者、ヤン・ホアル(オーストリア)は今日は10位となった。オーストリアのベテラン、マヌエル・フェットナーは1本目では2位につけていたものの、2本目で台無しとなり16位に終わった。
10日間の隔離を終えて復帰した小林陵侑は7位となった。
他の日本勢は、中村直幹が15位、佐藤幸椰が26位に入り、小林潤志郎は33位、伊東大貴は40位、佐藤慧一は48位だった。
W杯総合得点では、引き続きカール・ガイガー(計405点)が首位となっており、2位はシュテファン・クラフト(306点)、3位はマルクス・アイゼンビッヒラー(287点)が続いている。
W杯男子クリンゲンタール大会の2試合目は、12月12日(日)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。