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グランプリ男子最終戦 小林陵侑が圧勝!

作成: 02.10.2021 17:21 / sk

10月2日(土)、ドイツ・クリンゲンタールでサマーグランプリ男子の最終戦が行われ、日本の小林陵侑が優勝した。小林はハルヴォル=エグナー・グランルードとヨハン=アンドレ・フォアファング(ともにノルウェー)を抑え、堂々の勝利を収めた。

小林陵侑(日本)とハルヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)は、この秋から始まる2021/22 ワールドカップ(W杯)シーズンを優勝候補としてスタートさせることになる。2018/2019シーズンでW杯総合を飾った小林陵侑と、2020/2021シーズンで総合優勝したグランルードは、それぞれ好調で、次のシーズンで勝とうと思う者はまずこの二人を抑えなくてはだろう。

Dawid Kubacki

 

24歳の小林陵侑にとっては、グランプリ5勝目となる勝利で、前回は2019年白馬大会(日本)で連勝を飾った時だった。

「この前の冬は試合になると1本しか良いジャンプを収めることができなかったけど、今日はやっと2本のジャンプを揃えることができた。冬季が始まるのをものすごく楽しみにしているし、自分でも良い方向に向かっていると思う。特にスキーフライングと、もちろんオリンピックも楽しみにしている」と、小林は試合後のインタビューに答えた。

Halvor Egner Granerud

 

この夏のグランプリでは3勝と今日の2位を収めたグランルードは、「陵侑が今日みたいなレベルを維持してきたら、この冬彼を越すのはとても難しくなりそう。昨シーズンよりもっと上手く飛べるようになりたいと思っているし、陵侑を負かすにはそれが必要になってくるはず」と話した。

 

日本チームからは他に佐藤幸椰が7位入賞を果たし、中村直幹は35位、小林潤志郎が39位、佐藤慧一は43位となった。

 

グランプリ男子の総合成績では、ハルヴォル=エグナー・グランルードが最終戦を前に既に優勝を決めていた。グランルードは合計380ポイント、総合2位のダヴィド・クバツキー(ポーランド)は242ポイント、3位のヤン・ホアルは熱の風邪と親族内に不幸があったことでクリンゲンタール戦への出場を見合わせていた。

 

男子ワールドカップの冬シーズンは、7週間後の11月20・21日にニジニ・タギル(ロシア)にて開幕となる予定だ。

 

男子クリンゲンタール:全リザルト

2021年FIS男子サンマーグランプリ:総合成績

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。

 

統計

最長不倒
140.0m
Kobayashi, Ryoyu (JPN)
Granerud, Halvor Egner (NOR)
最短ジャンプ
108.5m
Schiffner, Markus (AUT)
平均飛距離
124.7m
K点越えジャンプ
63.6%
ネーション数
12
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
9
Deutschland
Kobayashi, Ryoyu
25.03.21
Planica
Japan
25.09.21
Sato, Yukiya (JPN) Hinzenbach