01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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10月2日(土)、ドイツ・クリンゲンタールでサマーグランプリ男子の最終戦が行われ、日本の小林陵侑が優勝した。小林はハルヴォル=エグナー・グランルードとヨハン=アンドレ・フォアファング(ともにノルウェー)を抑え、堂々の勝利を収めた。
小林陵侑(日本)とハルヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)は、この秋から始まる2021/22 ワールドカップ(W杯)シーズンを優勝候補としてスタートさせることになる。2018/2019シーズンでW杯総合を飾った小林陵侑と、2020/2021シーズンで総合優勝したグランルードは、それぞれ好調で、次のシーズンで勝とうと思う者はまずこの二人を抑えなくてはだろう。
24歳の小林陵侑にとっては、グランプリ5勝目となる勝利で、前回は2019年白馬大会(日本)で連勝を飾った時だった。
「この前の冬は試合になると1本しか良いジャンプを収めることができなかったけど、今日はやっと2本のジャンプを揃えることができた。冬季が始まるのをものすごく楽しみにしているし、自分でも良い方向に向かっていると思う。特にスキーフライングと、もちろんオリンピックも楽しみにしている」と、小林は試合後のインタビューに答えた。
この夏のグランプリでは3勝と今日の2位を収めたグランルードは、「陵侑が今日みたいなレベルを維持してきたら、この冬彼を越すのはとても難しくなりそう。昨シーズンよりもっと上手く飛べるようになりたいと思っているし、陵侑を負かすにはそれが必要になってくるはず」と話した。
日本チームからは他に佐藤幸椰が7位入賞を果たし、中村直幹は35位、小林潤志郎が39位、佐藤慧一は43位となった。
グランプリ男子の総合成績では、ハルヴォル=エグナー・グランルードが最終戦を前に既に優勝を決めていた。グランルードは合計380ポイント、総合2位のダヴィド・クバツキー(ポーランド)は242ポイント、3位のヤン・ホアルは熱の風邪と親族内に不幸があったことでクリンゲンタール戦への出場を見合わせていた。
男子ワールドカップの冬シーズンは、7週間後の11月20・21日にニジニ・タギル(ロシア)にて開幕となる予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。