We use cookies to give you the best possible user experience and to integrate social media. プライバシーポリシー

小林陵侑が予選1位でW杯男子ファイナル幕開け

作成: 24.03.2021 18:17 / sk

スキージャンプ男子のシーズンファイナルは、スロベニア・プラニツァにて公式練習と予選をもって上々のスタートを切った。今日のトレーニングと予選では、自己ベストや国ごとの最高記録が続々と出た。予選では日本の小林陵侑が229mの飛翔を決めて1位になった。ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーは僅差で2位になった。

3試合の個人戦(+団体戦1試合)が予定されているプラニツァ大会だが、その第1戦のための予選が3月24日(水)に行われ、小林陵侑が1位となった。

2019年にワールドカップ(W杯)総合優勝を飾った小林陵侑は今日、229m(249.7ポイント)の完璧なスキーフライングを見せた。

マルクス・アイゼンビッヒラー(227.5m、248.5ポイント)が僅差で2位、3位はスロベニアのボア・パヴロフチッチ(232.5m、245.8ポイント)だった。

 

今日4位となったのは、3ヶ月前に同じ場所でスキーフライング世界選手権の金メダルを飾ったカール・ガイガー(ドイツ)だった。

5位と6位にはポーランドのアンジェイ・ステカラとダヴィド・クバツキーが並んだ。

ノルウェーのトップだったヨハン=アンドレ・フォアファングは8位だった。

 

中村直幹は、今日の最高飛距離となったフライングを236mまで伸ばして9位につけた。

今週末の大会で表彰台入りを期待されているオーストリアのミヒャエル・ハイボックも同点で9位となった。

 

日本チームからは、他に佐藤幸椰が13位、佐藤慧一が35位、小林潤志郎が36位で本戦進出を決めた。

岩佐勇研は51位となり、上位40位による本戦進出を果たせなかった。

 

W杯総合優勝を早くも決めたハルヴォア=エグナー・グラネルード(ノルウェー)は、新型コロナウィルスの感染から無事復帰したが、まだ本領を発揮しきれていないのか28位となった。

グラネルードは、「うまく乗り越えることができた。色々なことが起こったこの冬シーズンを(自己隔離中の)数日間で、少し振り返ることができたのは良かった」 、と話した。

今シーズン、グラネルードはW杯11勝を挙げ、既にW杯総合優勝を決めている。

 

青空の下、良い条件に恵まれた今日の予選では、沢山の選手が自己ベストフライングを更新した。

 

今日はエストニアチームにとっても、喜ばしい日になった。ケヴィン・マルトセフとアルティ・アイグロの両選手が本戦進出を決めただけでなく、アイグロはエストニアの国家記録を227mに更新した。

 

シーズンファイナル、プラニツァ大会の4試合(個人戦3試合、団体戦1試合)のうちの最初の試合は、3月25日(木)15:00(日本時間23:00)から開催される予定となっている。

 

当サイトの「Live-Ticker(ライブリザルト)」で、全てのジャンプを逐一チェックすることができます! >>

2021年プラニツァ大会:大会プログラム >>

 

全リザルト:3月24日予選

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
244.5m
Kobayashi, Ryoyu (JPN)
最短ジャンプ
184.0m
Maltsev, Kevin (EST)
平均飛距離
214.8m
K点越えジャンプ
95.6%
ネーション数
9
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
10
Slowenien
Kobayashi, Ryoyu
19.02.21
Rasnov
Japan
19.02.21
Kobayashi, Ryoyu (JPN) Rasnov