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W杯男子ザコパネ大会 ヨハンソン予選1位で上々のスタート

作成: 12.02.2021 18:06 / sk

ワールドカップ男子ザコパネ大会(ポーランド)で、2月12日(金)の夜に第1戦のための予選が行われ、ノルウェーのロバート・ヨハンソンが1位となり上々のスタートを切った。30歳のヨハンソンは今日の最長不倒となった137mのジャンプで134ポイントを獲得した。2位は同じくノルウェーのハルヴォア=エグナー・グラネルード(133m、127.6ポイント)、3位はオーストリアのシュテファン・クラフト(130.5m、127ポイント)だった。

最近好調のヨハンソンは、フィンランド・ラハティ戦で優勝、ドイツ・クリンゲンタール大会のプロローグでも1位になっており、今日の1位でその好調さを更に強調した。
これでヨハンソンは明日の試合に、絶好調のグラネルードの最強のライバルとして臨むことになる。

 

ヨハンソンは、「とてもうまく今週末をスタートさせることができた。冬らしい良い天気だし、またザコパネに来られて嬉しい。今日のジャンプは、今シーズンのザコパネで自己最高のジャンプだった。今はここでの2試合を楽しみにしている。今日のレベルを維持していきたいと思っている」と、話した。


現在ワールドカップ(W杯)個人総合で首位につけているグラネルードだが、4週間前の同じ場所では23位と、今季ダントツで最悪の成績だった。今日はその時よりずっと上手くいって、2位となった。


シュテファン・クラフトは3位となり、やっとまた上位に入ることができた。ザルツブルク出身のクラフトは、どうやら世界選手権に合わせて調整が間に合ったようだ。
同じことはオリンピック金メダル4冠のシモン・アマン(スイス)にも言え、今日は大健闘の4位となった。

 

アマンの後には3人のポーランド勢アンジェイ・ステカラ、カミル・ストッフ、クレメンス・ムランカが5位から7位に並んだ。

 

日本の佐藤幸椰と中村直幹が同点で8位、小林陵侑が23位、佐藤慧一は27位だった。

伊東大貴は、腰痛のため参加を見合わせた。今週末の試合には参戦しないことになりそうだ。


ドイツチームからは全員が予選を通過し、上々の成績と言いたいところだが、一番良かったマーティン・ハマンでも18位、ピウス・パシュケが19位と上位には誰も入らなかった。カール・ガイガーは28位、コンスタンティン・シュミットが29位、セヴェリン・フロインドは35位、マルクス・アイゼンビッヒラーは39位で問題なく本戦進出を決めた。

 

今週末のスキージャンプ・ワールドカップは本来であれば、2022年冬季オリンピックの開催地となる中国・北京で開催されるはずだった。しかし新型コロナウィルスのパンデミックと、それに伴う長距離移動の難しさのため、北京での試合は中止を余儀なくされ、急きょ代替戦がザコパネで開催されることになった。

 

2試合が予定されている今週末のザコパネ大会の第1戦は、2月13日(土)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される。

 

リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

関連トピック

統計

最長不倒
141.5m
Lindvik, Marius (NOR)
最短ジャンプ
107.0m
Marusiak, Yevhen (UKR)
平均飛距離
127.6m
K点越えジャンプ
78.5%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
5
Österreich
Norwegen
Kobayashi, Ryoyu
29.12.19
Oberstdorf
Japan
07.02.21
Takanashi, Sara (JPN) Hinzenbach