01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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小林陵侑が久しぶりにスキージャンプ・ワールドカップで優勝を飾った。
2月13日(土)にワールドカップ男子ザコパネ大会で個人戦が行われ、小林陵侑が2019年12月29日のジャンプ週間開幕戦以来、初めての勝利を祝った。
2位はポーランドのアンジェイ・ステカラ、3位はノルウェーのマリウス・リンドヴィクだった。
24歳の小林陵侑にとってはワールドカップ(W杯)通算17勝目となり、葛西紀明が持つ日本男子W杯最多優勝記録に並んだ。
雪が降りしきる中で行われた今日の試合で、小林陵侑はポーランドのステカラを辛くも0.3点差で抑えた。
小林は、「今日ここで優勝することができて、ものすごく嬉しい。激しい雪を除けば今日のコンディションはとても良かった。僕のジャンプは全てにおいて、かなりうまくいった。明日も同じようにうまくできたら良いと思う」と、試合後のインタビューに答えた。
2位のアンジェイ・ステカラにとっては、初めての表彰台入りだった。
ステカラは、「今日の自分のジャンプにとても満足している。自分の故郷で表彰台入りを果たすことができて本当に幸せ。雪が強くて少し大変だったけど、助走地点の整備の人達がとてもうまくやってくれたおかげで大丈夫だった。明日も良いジャンプを2本揃えられたら、結果はついてくると思う」と、話した。
マリウス・リンドヴィクは、4週間前に同じくザコパネで開催されたW杯で優勝したが、今日は3位だった。
「ここのジャンプ台が好き。僕の飛行スタイルにとても合っているんだと思う。雪以外は良い条件だった。助走路をブロアーで整備する係の方々は素晴らしい仕事をしてくれた。今日の2回目のようなジャンプが明日2本揃えられたら、と願っている」と、意欲を見せた。
スロベニアのアンツェ・ラニセクとボア・パヴロフチッチは4位と5位に入り、日曜の第2戦では更なる活躍が期待される。スロベニア勢はどんどん調子を上げてきている。
W杯総合首位のハルヴォア=エグナー・グラネルードは、同じくノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデに続く7位となった。
連勝は止まったものの、W杯総合で彼に続くライバルがグラネルードよりずっと下位にとどまったため、今日の成績で首位の座を更に強固なものにした。
W杯総合優勝は、もうほとんどグラネルード以外考えられなくなってきた。
ドイツチームからは、マルクス・シフナーが14位、ピウス・パシュケが15位に並んだ。約2週間後にドイツ・オーバーストドルフでの世界選手権を控えていることを考えると、ドイツ勢の活躍は控え目と言うしかない。カール・ガイガーは23位、セヴェリン・フロインドは30位だった。
オーストリア勢のトップは、シュテファン・クラフトで10位だった。
スイスのグレゴア・デシュヴァンデンは24位、シモン・アマンは26位だった。
日本チームからは、1位の小林陵侑以外に、佐藤幸椰が12位、佐藤慧一が16位、中村直幹が28位に入った。
今季2度目となるザコパネ大会の第2戦は、2月14日(日)16:10(日本時間 翌0:10)から開催される予定だ。
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※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。