01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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1月24日(日)、今シーズンのスキージャンプ女子ワールドカップ2試合目となるスロベニア・リュブノ大会個人戦が行われ、ノルウェーの19歳、アイリン=マリア・クヴァンダルがセンセーショナルな初優勝を飾った。クヴァンダルはワールドカップ個人戦にやっと2度目の参戦をしたばかりでの快挙だった。12月にオーストリア・ラムサウで行われたジャンプ女子開幕戦では、クヴァンダルは33位だった。
リュブノ個人戦2位はスロベニアのエマ・クリネッチ、3位はオーストリアのマリタ・クラマーだった。
これまで圧倒的強さを見せていたノルウェーのマーレン・ルンビュがトップフォームを模索している間に、ほとんど無名だったアイリン=マリア・クヴァンダルが0ポイントから100ポイントにジャンプアップしてスポットライトに飛び込んできた。
リュブノのヒルサイズ94mのジャンプ台を舞台に、クヴァンダルは92mと89mのジャンプで驚きの勝利を遂げた。
クヴァンダルは、「1本目のジャンプがうまく決まったから、優勝のチャンスもあるとはっきり分かっていた。そして2本目もうまくいって着地も決まった」と、自分でも少し驚いた様子ながら喜んだ。
それに対し、2位に入った地元スロベニアのエマ・クリネッチの活躍は驚きでも何でもなかった。クリネッチは23日(土)の団体戦で既に現在波に乗っていることを示していた。
エマ・クリネッチは、「今日の私の2本目はそれほどうまくいかなかった。本当はもっとうまくできるはず。ノルウェーのエイリン(クヴァンダル)におめでとうと言いたい。本当に強かった。次の試合を楽しみにしている。これからも全力で攻めていくつもり」と、意欲を見せた。
オーストリアのマリタ・クラマーは今日3位となり、12月のラムサウ開幕戦で優勝した強さを再度強調した。
クラマーは、「今日の試合にとても満足している。簡単ではない試合だった。試合中はちょっとガツガツしてしまった感じだったけど、それでも何とかうまくいった。満足して帰宅できる成績になった」と話した。
2試合が終わった現在、ジャンプ女子ワールドカップ(W杯)総合得点では、マリタ・クラマーが160ポイントで首位につけており、高梨沙羅が110ポイントで2位に続いている。
今日、日本勢のトップだった高梨沙羅は4位、丸山希が12位だった。伊藤有希はスキーの長さが規定外と計測され、失格となった。
ノルウェーのマーレン・ルンビュが5位、ドイツ勢のトップだったカタリーナ・アルトハウスは6位で好成績を収めた。
ドイツからは他にもアンナ・ループレヒトが13位となり、怪我による休場から復帰したカリーナ・フォクトも健闘の22位に入り、喜ばしい結果となった。
ノルウェーチームは、今日の勝者クヴァンダルの他に、ルンビュが5位、テア・ビヨセッツが8位、アンナ=オディーヌ・ストロームが13位、シルイェ・オプセッツが13位、シルイェ・オプセッツも15位に入り、文句なしの優秀な団体成績を収めた。
ジャンプ女子ワールドカップの試合は、来週末のティティゼー=ノイシュタット大会(ドイツ)へと続く。
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※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。