01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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2021年1月1日(金)、ドイツ・ガルミッシュ=パルテンキルヒェンで伝統ある元旦ジャンプが行われ、ポーランドのダヴィド・クバツキーが優勝した。2位はノルウェーのハルヴォア=エグナー・グラネルド、3位はポーランドのピオトル・ジーワだった。難しい天候条件のもとで行われた試合は、ものすごくスリリングな展開となり、クバツキーがファイナルラウンドで新ヒルレコード144mのジャンプを決めて勝利をつかんだ。
クバツキーは、「今日のあの2本目はやっときちんとうまくいったジャンプだった。こういうジャンプをずっと待っていた。完璧なタイミングであんなジャンプが決まると本当に良い気分」と、喜びを伝えた。
スキージャンプ週間総合成績を見ると、現在クバツキーは首位のハルヴォア=エグナー・グラネルドに8.6点差で4位につけている。その二人の間には今日5位だったカール・ガイガー(ドイツ、首位に4点差)と、カミル・ストッフ(ポーランド、首位に6.7点差)の二人がいる。
昨季のジャンプ週間で総合優勝を飾ったクバツキーは、今季のジャンプ週間総合成績について、「今はジャンプ週間前半が終わったばかりだし、まだまだ何でもありえる。でも僕が集中しているのは自分のジャンプだけで、結果にではない」と話した。
クバツキーにとっては今回がワールドカップ通算5勝目となる勝利で、今シーズンでは初優勝だった。
ハルヴォア=エグナー・グラネルドは、今日の2位入賞でジャンプ週間総合首位の座をカール・ガイガーから奪った。今日もグラネルドは最近の好調さを裏付ける強さを見せ、勝てなかったのは傑出したクバツキーだけだった。
グラネルドは、「今日の自分のジャンプにとても満足している。うまくいった。2本目のジャンプの前に(風待ちのため)かなり長く待たなくてはだったことも僕には問題じゃなかった。時々あることだから、多分みんな慣れていると思う」と話した。
今日はピオトル・ジーワとカミル・ストッフも3位と4位に入り、ヘッドコーチのミハル・ドレジャル率いるポーランドチームにとっては大成功の試合となった。伝統の元旦ジャンプでトップ4に3人の選手が入ったら、この上ない好成績と言えるだろう。
オーストリア勢トップだったのは6位のフィリップ・アッシェンヴァルトだった。
ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーは7位となり、ジャンプ週間総合では変わらず5位で首位のグラネルードに23.5点差となっている。
アイゼンビッヒラーは試合後に、「少しがっかりしている。でも難しい試合だったし、レベルも高かったし、なんとなくガルミッシュらしくなかった。 本当はもっと実力を出せたはずなのに、だからと言って今日は自分のどこが悪かったとも言えない」と、少し困った様子で話した。
日本チームからは、小林陵侑が7位、小林潤志郎が17位、佐藤慧一が26位、佐藤幸椰が30位に入り、中村直幹は32位だった。
ジャンプ週間は早くも1月2日(土)、オーストリア・インスブルックでの公式トレーニングと予選へと続く。
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※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。