01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
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スキーフライング世界選手権の初日はこの上なくうまくいった。12月11日(金)スキーフライング世界選手権プラニツァ大会(スロベニア)で、合計4本で競われる個人戦の前半、ラウンド1・2が行われ、ドイツのカール・ガイガーが431.2ポイントで首位につけた。2位はノルウェーのハルヴォア=エグナー・グラネルド(426.6ポイント)、3位はドイツのマルクス・アイゼンビッヒラー(425.7ポイント)だった。
ガイガーは、「今日の出来に自分でも少し驚いている。ファーストラウンドのジャンプはこれまでの自己最高ジャンプの一つと言って良い。想定外のことだったから、前半で首位につけたのはものすごく嬉しい。明日も引き続き攻めていくつもり」と、今日の2本目を終えた直後に土曜(12月12日)への意欲を見せた。
ノルウェーのハルヴォア=エグナー・グラネルドは、ワールドカップで見せている好調さをプラニツァの巨大ヒルでも裏付けた。相変わらず安定した2本を揃えて合計426.6ポイントをマークしたグラネルドは、3位のマルクス・アイゼンビッヒラーにわずか0.9点差で追われている。アイゼンビッヒラーはやっと2本目で247mまで伸ばして本領を発揮した。
アイゼンビッヒラーはトライアルラウンドでほとんど転倒しそうになり、その影響を1本目ではまだひきずっていたかも知れない。 今日のトライアルで飛んだ際に、アイゼンビッヒラーは着地直後に芸術的とも言える技量で転倒を辛くも回避していた。
個人戦前半で4位につけたのはオーストリアのミヒャエル・ハイボックだった。新型コロナウィルス感染から回復して戻ってきたハイボックは、アイゼンビッヒラーにわずか2.8点差まで迫っている。その差はスキーフライング戦では本当に僅差と言って良いだろう。
5位のロバート・ヨハンソン(ノルウェー)、6位の佐藤幸椰、そして7・8位に続いたポーランドのピオトル・ジーワとカミル・ストッフもまだまだ勝利を狙えるところにいる。
日本勢は6位の佐藤幸椰の他に、佐藤慧一が15位、小林陵侑が19位に入った。中村直幹は35位で、30人による2本目へは進めなかった。
スキーフライングでは一瞬で30ポイント増えたり減ったりしてしまうため、今日の時点ではまだ何とも言えない。これからどんな展開になるか、二日目への期待が否が応でも高まる。
個人戦二日目、ラウンド3と4は、12月12日(土)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
当サイトの「LIVEリザルト」で、全ての飛翔を逐一追うことができる。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。